わげんせ - お寺で配布されている仏教テーマのフリーペーパー | メディアインタビュー

仏教を楽しむフリーマガジンとして発行されている『わげんせ』。寺院を訪れた方を中心に配布しているフリーペーパーで根強いファンも多いことが特徴です。今回は、同媒体の特徴や広告の出稿事例等について一般社団法人Project Gamon(プロジェクトガモン)代表理事の和栗様にお話を伺いました。

――御社、一般社団法人Project Gamon(プロジェクトガモン)について教えてください。

Project Gamonでは、『わげんせ』と『わげんせWEB』を中心に企画・運営しています。現在はコロナの影響で休止していますが、お寺様のイベントコーディネートやタレントの招致、当日の企画・運営など、お寺様のプロモーションを代行して行っていたりもしています。

昔の上司がお寺の住職だったのですが、「自分のお寺だけでなく、他のお寺でも配布できるようなフリーペーパーを作れ」と言われ、社内ベンチャーとして雑誌づくりを始め、その後社団法人として独立したのが今のProject Gamonです。

――『わげんせ』はどういったフリーペーパーなのですか?

わげんせは全国で30,000部ほど発行しているフリーペーパーです。
全国のお寺様で設置していただき、お寺様経由で皆様へ配布をしており、ポスティングや折込等では配布をしていません。

現在だと、全国100カ所以上の協賛寺院で配布していただいています。例えば、“猫寺”として有名な福井県の御誕生寺(ごたんじょうじ)もその1つです。

全国100カ所以上の寺院で配布していると言われると「多い」と思われるかもしれませんが、全国には寺院が7万以上あると言われています。なので、新しく設置してもらう為に、新規のお寺様にわげんせを知っていただくため、ダイレクトメールでご案内を送付するなど新規開拓の取り組みも行っています。

――なるほど。わげんせは基本的に寺院で配布しているのですね。お寺ではどのように配布されていますか?

お寺様によってわげんせの配布方法は様々で、例えば観光客が多いお寺様であれば「ご自由にお持ちください」と本堂に設置されているところもありますし、お寺にお墓がある檀家様向けに郵送で送ったりしているところもありますね。

配布部数はお寺様により異なりますが、1寺院あたり毎号10~500冊配布していただいています。

――わげんせの見本誌を拝見しましたが、コンテンツの読みごたえがあって雑誌のようなつくりですよね。

そうですね。わげんせは協賛で運営していることもありますが、特集をはじめとしたコンテンツにこだわって制作しているのと、広告のページ数が全体の1/8以下になるようにしています。

特集については、今はコロナの影響もあってWebや電話での取材も増えてきていますが、基本的には私が取材に行っています。写真も現地で撮影したものを使っていますね。

配布していただくお寺様に意見・感想をお聞きしながら、日々改良を加えています。
最近だと、「毎号の表紙デザインの違いによって、持っていってもらえる部数に違いがある」といったお声を頂いたので、その点をデザインに反映したりしました。もちろん、「前の号は結構余りました」といったちょっぴり厳しいお声も頂いたりしています(笑)
わげんせはお寺の方と“一緒に作っている”ようなイメ―ジです。

――「仏教」と言われると、少し硬めの内容を想像しがちですが、どういったコンテンツを掲載しているのですか?

例えば「怪談」や「猫」や「俳句」など、誰もが親しみやすい内容を仏教と絡めて掲載しています。
特集についても、大学教授や仏教学とは全く異なる分野の方々に登場していただくなど、わげんせでしか読めないオリジナルコンテンツにこだわって制作しています。


――そういえば「このページに掲載しているイラストは『わげんせWeb』からダウンロードして自由にお使いいただけます。」といった記載がありました。

実は、わげんせ本誌に使ったイラストを含め、わげんせWeb内「フリー素材集」のコーナーでイラスト画像の無料配布をしています。寺報(お寺様が発行するお知らせ)などに使っていただけたら、と。


YouTubeでコント動画を見ていた時に、わげんせで配布しているイラストが出てきたときは驚きました(笑)結構いろいろなところでお使いいただいています。
自治体から「イラストを使いたい」と連絡を頂くケースもありますね。

――仏教がテーマの『わげんせ』ですが、やはり読者の方はシニア層の方が多いのでしょうか?

そうですね。昨年まで取っていた読者アンケートの結果を見ても、半数以上は60歳以上の方です。男女比で見ると半々で、一般的なフリーペーパーに比べて男性読者が多い点はわげんせならではの特徴ですね。

あとは、そのままご自宅に持っていかれる方が多いので、ご自宅に同居している家族の方にも読んでいただいています。

――広告の出稿事例でいうと、どういった業種の事例がありますか?

通販系の広告が多いのですが、その中でも健康食品系の広告は多いですね。
一例ではありますが、「目の疲れ」や「尿漏れ」、「口臭」に関するサプリメントの出稿事例があります。

やはり、年配の方(60歳以上)に向けた広告が多いですね。

目の疲れに関するサプリメントの広告事例

あとはシミケア系の化粧品の出稿事例などもあります。初回注文で大幅割引といった切り口の広告でしたが、毎号数件は成約に結びついていましたね。

わげんせならではかもしれませんが、お線香や着物の着付け教室などの広告もありました。

あと少し変わった事例だと、わげんせの読者様に寺院の方が多い事から、以前は業務用の商品・サービスの出稿事例もチラホラありましたね。

お線香の広告事例

ちなみに、わげんせはお寺から檀信徒というルートを経て読まれるため、納骨堂や葬儀社、霊園、永代供養墓など、寺院の経営と直接関係する広告は掲載をお断りしています。

――広告を検討されている方に一言お願いします。

駅など人々が集まるところに設置すれば幅広い層に渡っていくのは当然ですが、わげんせはお寺に設置している点から読者層は限定的になりがちです。
ただ、その分根強いファンの方がいらっしゃる点がわげんせの強みだと私は考えています。

そういったわげんせのファンの方の期待に応えていきたいですし、わげんせを手に取る方に「仏教は難しい」と思ってほしくないという想いがありますので、毎号特集なコンテンツにはこだわって制作しています。

実は、協賛いただいているお寺様の9割に継続を頂いています。会員数も少しずつではありますが伸びていますので、発行部数も少しずつ増やしていければなぁと考えています。
60代以上のシニア層を中心に広告を検討されているようでしたら、是非ご検討ください。

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一般社団法人Project Gamon(プロジェクトガモン) 代表理事
和栗 由美子 様
新潟県生まれ。仏教を楽しむ情報誌「 わげんせ 」編集長。寺院のイベントや広報代行などを行う一般社団法人Project Gamon(プロジェクトガモン)代表理事。議会速記者、教育系NPO理事、広報責任者を経て、現職。

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