バス停広告について | 費用や事例など

誰もが一度は利用したことがある公共交通機関、バス。そんなバスの乗降に利用されるバス停も、広告宣伝に利用できるということをご存じでしょうか。
今回はそんなバス停広告について、その特徴や種類、料金から興味深い事例まで詳しく解説していきます。

バス停広告とは?

バスは市民の移動を支える必要不可欠な公共交通機関の1つです。
日本全国を網羅する形で敷設されているバス停留所、いわゆるバス停は市民が円滑にバスに乗降する目的で敷設されている施設で、その目的から市街地であれば一定の間隔で敷設されています。
さらに、
バス停は通勤・通学・通院など多くの人が毎日同じ停留所から乗車し、同じ停留所で降車する用途で利用されています。
バス停広告とは、これらの特徴を持つバス停という場所を有効利用したオフライン広告の1種です。

バスの車内・車体を利用した広告手法を「バス広告」といい、バス停広告もこの「バス広告」に含まれます。バス広告については以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ、ご覧ください。

バス広告について徹底解説 | 比較的安価に実施できる交通広告

また、バスや電車、タクシーなどの交通機関やその施設を利用して掲出する広告物全般のことを「交通広告」と言います。この交通広告については以下の記事に詳しくまとめていますので、こちらもぜひご覧ください。

交通広告ってどんな広告?その種類や実施するメリットについて徹底解説!

バス停広告の特徴

バス停広告はその名の通り、バス停を利用した広告手法全般を指します。
中でもシックスシートは世界で統一されている企画のため、国内外問わず広告物の流用ができると、多くの外資系企業に利用されています。

反復性が高い

バス停広告では固定の駅1つに絞った広告出稿よりも、周辺エリアを網羅する形で広告展開をした方が高い効果が期待できます。エリアに広く広告展開をすることで、バス停を利用する人が乗車と降車で少なくとも2回、往復であれば4回、同じ広告を目にすることになるからです。
このようにバス停広告は反復性の高い広告のため、消費者への認知度向上、商品・サービスへの親近感の演出などに効果的と考えられます。

エリアターゲティング

バス停広告は、その名の通りバス停の広告スペースを利用した広告手法です。そのため、多くのマーケティング担当者にバス停を利用する消費者に特化した広告手法として考えられています。
ですが、実際はバス停を利用しない人に対しての広告効果も報告されています。

バス停広告は前述の通り世界統一規格のシックスシートで広告出稿を行うため、比較的大きなサイズの広告物となります。そのため、バス停付近を通る歩行者や、車道を走行中のドライバーなどにも広く認知されることになります。

このように、バス停広告はバス停を直接利用する人だけでなく、その周辺が生活導線となっている人に対しても広告効果が期待できる広告手法です。

世界統一規格(シックスシート)

バス停広告はどこの広告物も比較的大きなサイズで広告が掲出されています。この特殊なサイズは世界で統一された規格サイズで、高さ1,750×横1,185mmとなっています。

バス停広告に限らず、メディアによってサイズが統一されているメディアは少なくありません。このサイズの統一は、広告の再利用や微修正を施した上での再掲出など、同メディアで繰り返し広告出稿を行う際のコストを少なくする狙いがあります。
バス停広告は日本では珍しい世界基準でサイズが統一されたオフライン広告です。そのため、バス停広告は外資系の企業に積極的に利用されています。

バス停広告の種類と料金体系

バス停広告は、バス停を利用した広告手法全般を指し、エリアターゲティングが可能で反復性の高い広告手法として多くの企業に利用されてきました。代表的なものとしては、シックスシートと呼ばれる世界規格が存在する大型看板や、大小さまざまなターミナルボード、行灯型ポール、などが挙げられます。

シックスシート

シックスシートとは、高さ1,750×横1,185mmのターミナルボードのことを指します。このサイズは世界統一規格となっているため、国内・国外を問わず広告物の流用ができると、外資系企業に人気のバス停広告です。

サイズも大きく、歩行者や車道を走る車からも目視できるため、エリア内にある複数の停留所に広告出稿をすることで、反復性の高い広告出稿が可能です。

契約期間:2週間
料金:約15万円(面数や契約期間によって算出)

ターミナルボード

ターミナルボードとはバスターミナルに設置されている看板型のバス停広告のことを指します。
サイズはバスターミナルによって様々ですが、どれも行灯型ポールに比べるとサイズが大きく高い訴求力が期待できます。上下段に分かれているボードなどもあり、場所によっては上段・下段で費用が異なる場合もあります。

契約期間:6か月~1年
料金:15万円~30万円

行灯型ポール

行灯型ポールとは、バス停に設置されている四角柱のポールを利用したバス停広告のことを指します。
バス停には時刻表の設置が必要なため、古くからこの行灯型ポールが利用されています。比較的小さなスペースを利用したバス停広告のため、シックスシートやターミナルボードに比べると安価で広告掲出が可能です。

契約期間:1か月~
料金:5,000円~

バス停広告の事例

バス停広告はバス停という公共交通機関を利用した広告手法のため、広告出稿をするバス停によってはエリアターゲティングだけでなく、消費者の属性に合わせた効果的な広告出稿も可能になります。

以下の事例はバス停広告を効果的に利用した興味深い事例の1つです。

freee株式会社 「#がんばった申告」キャンペーンにバス停広告を利用

出典:確定申告は一年間頑張り抜いた証。freee、日本の全事業者を称える「#がんばった申告」キャンペーン開始

freee株式会社は、2020年3月29日~2020年4月11日までの間、税務署最寄りのバス停にバス停広告を出稿しました。
このバス停広告は、freee株式会社の「#がんばった申告」キャンペーンの一環として行われたもので、様々な苦難を乗り越えて2020年の確定申告を行う個人事業主に向けてメッセージが送られ話題となりました。

「#がんばった申告」キャンペーンは、「#がんばった申告」のハッシュタグとともに2020年の確定申告を終えたことをTwitterでつぶやいた個人事業主を対象に、抽選でfreee個人事業主向けプラン1年分をプレゼントするといった内容で、バス停広告、駅広告など様々な広告媒体を利用して行われました。
確定申告の駆け込みが予想される期間に税務署周辺のバス停に広告を出稿することで、キャンペーン該当者である個人事業主に効率的に広告宣伝を行った、バス停広告の興味深い事例と言えます。

バス停広告の例

まとめ

バスは市民の生活を支える重要な公共交通機関の1つです。多くの人が利用する交通機関であるバス、そしてバスに乗降する際に必要となるバス停には多くの人が集まります。そんな多くの市民へ広告宣伝が可能なバス停広告について今回は紹介しました。
今回紹介したバス停広告の特徴、種類や料金、興味深い事例について改めてまとめておきます。

バス停広告の特徴
  1. 反復性が高い広告出稿が可能
  2. エリアターゲティングに有効
  3. シックスシートと呼ばれる世界統一規格の看板広告
バス停広告の種類と料金
  1. シックスシート
    高さ1,750×横1,185mmの世界統一規格で作られた看板広告。
    契約期間は2週間から、料金は面数によって異なりますが約15万円程度。
  2. ターミナルボード
    大小様々な看板広告。
    契約期間は6か月~1年としているバス会社が多く、料金は15万円~30万円程度が一般的。
  3. 行灯型ポール
    古くからバス停に設置されている四角柱の看板を利用したバス停広告。
    契約期間は1か月から、料金は5,000円程度からと比較的安価で広告出稿が可能。
事例「freee株式会社「#がんばった申告」キャンペーン」

税務署最寄りのバス停を利用した興味深いバス停広告の事例の1つです。税務署最寄りのバス停に広告出稿をすることで、広告のターゲットである『確定申告を行った個人事業主』にダイレクトに訴求を行った、バス停広告を非常に効果的に利用した興味深い事例です。

このように、バス停広告は多くのメリットを有するオフライン広告の一種です。
エリア内にある複数のバス停を利用したエリアターゲティングはもちろん、freee株式会社の事例のように、ターゲットとなる属性の消費者が集まる場所にピンポイントで広告出稿を行うなど、利用するバス停を限定することで高い費用対効果を生み出すケースもあります。

広告スペースによっては比較的安価で広告出稿が可能な場合もありますので、今までバス停広告を利用したことがないという企業も、これを機に新しいマーケティング手法の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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