シネアド(映画館広告) | 広告事例や料金、媒体一覧

シネアドは、映画館などで上映するCMを指します。映画館は密閉空間であり、顧客の意識を独占することに長けており、顧客への深いリーチが可能で、印象に残りやすいという利点を持ちます。

今回は、そんなシネアドについて種類や効果を解説します。

シネアドとは?

シネアドとは、「シネマ・アドバタイジング」の略で、映画館のスクリーン上で放映されるCMのことを指します。シネアドで上映できる広告は、映画の予告動画だけでなく、テレビCMなどで流れる商品などの予告もあります。大迫力のスクリーンと、映画館ならではの音響環境で上質な動画を届けることができます。

また、スクリーン以外でも、ロビーなどで配布しているチラシ・パンフレット広告、チケットカウンターサンプリング、レストルーム広告などもシネアドに含まれます。



シネアドの種類と媒体一覧

シネアドと言われると、スクリーンを使った広告を連想しがちですが、実は映画館全体を使った様々な広告手法があります。ここでは、シネアド広告の種類や特徴について紹介します。

スクリーン広告(幕間アド、シネアド)

映画が上映されるスクリーンへ放映するタイプの広告になります。ターゲットとなる視聴者は、スマホの電源を切ってスクリーンに集中する体制に入っているため、深いリーチが可能となります。また、映画館の最大の利点である、最高の音響・映像環境でシネアド広告を打ち出すことが可能であり、顧客へ与えるインパクトは絶大です。



スクリーン広告は映画上映前の暗転したタイミングでCMを流すタイプと、お客様の入場のタイミングで流すタイプ(幕間アド)の2種類があります。前者は、映画が始まる前の場内が暗くなったタイミングで広告動画を流すので、視認率が高い点が特徴です。また、暗転したタイミングでスマートフォンなどの操作は原則できなくなるため、広告内容を確実に届けることが可能です。

一方、後者の幕間アドは入場中のタイミングで流れる広告なので、リラックスして映画の上映を待つ層に広告を視認してもらうことが可能。長い尺の広告などがおすすめです。

料金は、動画素材があれば1ヶ月数万円から実施可能。放映する映画をセグメントしたり、エリアによって金額は異なります。それぞれ全国1劇場から実施できます。詳しくは下記より資料をダウンロードの上ご確認ください。

スクリーン広告の詳細を見る


ロビー広告(チラシ・パンフレット設置、ポスター掲示)

映画館のロビーにはチラシ・パンフレット設置や、ポスターを掲示することが出来ます。

映画館に訪れるユーザーのチラシ設置エリアへの訪問率は、実に約9割とのデータもあります。また、映画館への来訪者のうち、約7割の方が入場開始前に映画館ロビーへ来場すると言われており、入場前の待ち時間等に広告プロモーションしやすい点もシネアドならではの特徴です。

安いところでは、1カ月数千円からパンフレットの設置も。地域密着の広告手段としておすすめです。





ロビー広告の詳細を見る


チケットカウンターサンプリング

チケットを受け渡すカウンターでのサンプリングを行うことが出来ます。お客様が最初に訪れるチケットカウンターにて、劇場スタッフがチケットとともにチラシや商品サンプルを直接手渡しするため、到達率はほぼ100%となっています。上映までの待ち時間の間に観ていただける場合が多く、チラシの閲覧率が極めて高いことも特徴です。

作品指定などでセグメント配布も可能となっています。ムダなく効率的に狙ったターゲットにチラシをお渡しすることができます。




レストルーム広告

映画館のレストルーム(=トイレ)に設置するシネアドです。映画館を利用する方の9割近くが利用するとされ、さらに約半数の方が鑑賞前後の2回利用するとされています。利用頻度が極めて高い空間のミラースペースや、個室内ドア(内側)のスペースにステッカー等の広告物を掲出することが出来ます。

個室単位で掲出できる場合もありますが、基本は映画館単位。ステッカーの作成が必要ですが、掲載自体は数千円~数万円から実施できます。

映画に関するシネアド広告だけでなく、デリケートな商品の告知としても利用されています。



レストルーム広告の詳細を見る


シネアドのメリット

シネアドのメリットについて、5つご紹介します。

ターゲットが良質

2020年に映画「鬼滅の刃」が日本歴代1位の興行収入を記録したのは記憶に新しいですが、映画館には話題やトレンドに敏感な層が多く訪れます。また、映像配信サービスが台頭する中でも、映画館という空間で映像コンテンツを楽しもうとする、消費活動に積極的な層が多数来場します。

トレンドに敏感で、かつ消費活動に積極的な顧客層をターゲティングできるのはシネアドならではのメリットと言えます。

狙ったターゲット層に深くリーチできる

映画の内容によって、来場者のコア層が変わってくることは予想がつくと思います。シネアドでは、目標とするターゲットに合致した映画の種類を選定することで、深くリーチすることが可能となります。例を挙げると、下記のようなターゲティングにより、効率的なシネアド広告が打ち出せます。





集中できる視聴環境

スマートフォンの普及により、ユーザーの意識は四六時中スマートフォンに向いているといっても過言ではありません。しかし、映画の上映中はスマートフォンの電源はOFFにするかマナーモード設定にすることが求められています。さらに映画館ではスマートフォンを開きながらの「ながら視聴」が禁止とされているため、スマートフォンから目の前の映像に集中しやすい環境となっています。

上映中に途中退席する人も少ないため、シネアドはお客様に逃げ場を与えないより深いリーチを実現することが可能です。




来場したすべてのユーザーが視聴する

シネアドは、Youtubeなどの動画広告と異なり、広告が途中でスキップされることがありません。映画館という密閉空間でスクリーンに強制的に注目させる環境が整っています。

また、テレビCMと異なり、トイレ休憩で席を立たれたり、スマートフォンをいじる時間に充てられることもありません。そのため、シネアドでは、YoutubeやテレビCMではスキップされたり離脱されがちな「長尺のCM」も有効となってきます。長尺とすることで、ユーザーへのより深いリーチが可能となります。

ユーザーの印象に残りやすい

シネアドは、ほかの広告と異なり、大画面のスクリーンや迫力のある音響を活用して広告を提供することが可能です。スマートフォン画面で観る広告よりも印象に残りやすく、商品・サービスの認知度アップに大きく貢献します。

また、映画館は複数人で来る場合が多いため、印象に残ったシネアドについては、映画を観終わった後の話題として取り上げられることも狙えます。



シネアドの事例

続いて、シネアドの事例をご紹介します。

「CIMASK」~”とにかく快適” を追求したマスク~

抗菌・抗ウイルスマスク「CIMASK」のシネアド広告を、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の本番前に上映。「CIMASK」はマスクに悩む1,000人の声から生まれた『とにかく快適』を目指したマスクです。呼吸のしやすさはもちろんのこと、素材にこだわり、肌に触れる内側には抗菌素材のリフレスマイルを使用し、外気に触れる外側には、光触媒型抗ウイルス加工ファブリックの生地を採用しています。

出典:CIMASK(シーマスク)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズなど全4拠点で劇場版広告の展開を開始!

和歌山県紀の川市のPR動画

和歌山県紀の川市の広告を、「鬼滅の刃 無限列車編」の本番前に上映。鬼滅の刃の登場人物にちなんで「甘露寺前」駅に関する情報を提供しました。CMの内容としては、甘露寺前駅を訪れた女性観光客が謎のみつばちのキャラクターに扮した女性に出会うという内容となっていて、地域のPRを図っています。



出典:劇場版『鬼滅の刃』無限列車編 上映前に紀の川市のPR動画を10月16日よりTOHOシネマズ 梅田はじめ全3館で放送

「3.9sec Experience」ポルシェ ジャパンの広告

ポルシェ ジャパンは、「3.9sec Experience」と称した45秒のシネアドを上映。

映画館ならではの立体的な映像や、エキゾーストサウンド、突風、アクティブに動くシートなどから、新型カイエン(ターボ、スポーツクロノパッケージ装着時)の3.9秒で時速100kmに到達する疾走感をリアルに体感できるアトラクションCMを演出しました。

出典:ポルシェ新型カイエン 0-100km/h 3.9秒加速の疾走感を体感できる シネアド「3.9sec Experience」を期間限定公開


まとめ

シネアド広告は、ターゲットとなるお客様の特徴を掴みやすい広告媒体です。自宅で映画を視聴することができるようになった近年の傾向から、映画館へ足を運んでまで映画を観るユーザーの質はとても良いといえます。シネアド広告を成功させるためには、各商品の特徴を把握し、総合的に出稿を決定することが重要です。

映画館ユーザーという、この優良な顧客へのアプローチとして、シネアド広告を検討されてみてはいかがでしょうか?

関連記事