バナー広告のサイズについて|バナーサイズ・ファイル形式・容量など

バナー広告は豊富なサイズの入稿が可能で、広告内容にあわせて多種多様なデザインを制作できるのが魅力です。しかし、選択肢が多いあまり「どのサイズのバナー広告を用意すればいいのか」悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

実は、媒体やデバイスによって配信できるバナー広告のサイズは異なります。そのため、複数のサイズを制作するのが手間な場合は、汎用性の高いサイズを選んで制作するのがおすすめです。

今回はバナー広告について、おすすめのサイズや入稿時のファイル形式・容量を解説します。

バナー広告のおすすめサイズ一覧

バナー広告の配信可能なサイズは、パソコンとスマートフォンで違いがあります。バナー広告を掲載するにあたり「どのサイズを選べばいいかわからない」という方は、「パソコンとスマートフォン両方で使用可能なサイズ」を選びましょう。どちらも使用可能なものを選べば、パソコン用とスマートフォン用で別々にバナー広告を用意する手間が省けます。

具体的には、以下の5種類のサイズから試すのがおすすめです。

  • 300×250
  • 468×60
  • 160×600
  • 336×280
  • 728×90

さらに、Yahoo!とGoogleによっても配信できるバナー広告のサイズは異なります。上記のサイズのうち、両媒体で使用できるサイズは「300×250」「468×60」「160×600」。両方に利用できるサイズを探している方は、上記3種類から選びましょう。

また、1種類から試したい方は、他のサイズと比較して表示割合の高い傾向がある「300×250」サイズがおすすめ。バナー広告初心者の方は、「300×250」のサイズから試してみてください。

レスポンシブ広告のおススメサイズ一覧

いくつものサイズを制作するのが手間という方は、レスポンシブ広告の利用もおすすめです。

レスポンシブ広告とは、広告枠に合わせてサイズを自動調整できるバナー広告のこと。入稿すれば適切なサイズで広告が表示されるため、複数のサイズを用意する必要がありません。

レスポンシブ広告のサイズを選ぶ際も、同様に「Yahoo!・Google両媒体で使用できるサイズ」「パソコンとスマートフォンどちらにも対応しているサイズ」がおすすめ。該当するサイズは、以下の2種類です。

  • 300×300
  • 1200×628

まずは上記2つのサイズから利用してみてください。

入稿時のファイル形式、容量について

GoogleおよびYahoo!で入稿可能なバナー広告のファイル形式は、「JPEG」「PNG」「GIF」の3種類です。それぞれの形式によって容量や使用できる色数が異なるため、特徴をおさえて広告内容ごとに使い分けましょう。

ファイル形式

ファイル形式:JPEG

「JPEG」は細かい情報をカットして保存する「不可逆圧縮」で、他のファイル形式に比べデータ容量が小さいのが特徴です。フルカラー1,670万色と豊富な色を利用できるため、写真など鮮明な画像を利用したい場合におすすめです。一方、上書き保存をすると画像が劣化してしまう点に注意が必要です。

ファイル形式:PNG

「PNG」は可逆圧縮のため、データ容量が大きいのが特徴。一方で、JPEGのように画像劣化の心配がなく、繰り返し画像を加工する場合にも向いているファイル形式です。また、透過処理が可能で、広告に透明な背景を使用したい場合に適しています。

ファイル形式:GIF

「GIF」はアニメーションに対応し、画像形式にも拘わらず動画広告のような目を引く表現ができるのが特徴です。動きをつけた、インパクトのあるバナー広告を制作したい場合に向いている形式です。また、PNG同様に透過処理が可能で、背景を透明にしたい場合にもおすすめ。一方、256色しか使用できないため多くの色を使う画像には不向きです。

容量

GoogleとYahoo!で入稿可能な画像データの容量は異なります。Googleの場合、バナー広告の容量は150 KBまで、レスポンシブ広告の容量は5,120 KBまで可能。Yahoo!の場合は、バナー広告・レスポンシブ広告ともに3MBまでです。それぞれの上限サイズを超えないように注意しましょう。

審査落ちするバナー広告の例

バナー広告入稿時の注意点として、媒体ごとの規定を必ずチェックしてください。ルールが守られていないとバナー広告を掲載できない、もしくは制限付きでの掲載となる可能性があります。

よくあるバナー広告の審査落ちの例は以下となります。

ぼかしの入った画像、明るすぎる画像

Googleでは「ユーザーが見づらい」と判断された画像は不承認となります。あえてピントをずらした写真でも審査に通らないケースがあるため注意してください。また、点滅を含むものや明るすぎる画像も「見ている側が不快になる」という理由で通らない可能性があります。

複数の画像を組み合わせたもの

Googleでは2つ以上の画像を組み合わせたものは不承認となります。結合部分が見えない場合でも、組み合わせた画像は使用しないでください。

「最上級」、「No.1」表示

文言について、Yahoo!・Google両媒体とも最上級表現はNGです。「最高峰」「ナンバー1」などのトップを表す表現や、「唯一」「当社だけ」などの絶対的表現は避けましょう。

薬事法に触れている

同じく表現に関して注意すべきなのが薬事法です。例えば、「治る」「シワが消える」などの効果を断言する表現はNG。医薬品や化粧品、健康食品などの広告を掲載する場合は注意してください。

テキストが画像の20%以上

Googleレスポンシブ広告の場合、テキストは画像の20%以内と決められています。文字数が多い場合は、入稿前に必ずチェックしましょう。

同じ種別の記号を3回以上使用

Yahoo!の場合、同じ種別の記号は「タイトルと説明文あわせて2つまで」と規定があります。句読点やピリオドについては制限がありませんが、「!」「?」などは使用が多いケースとなるため注意してください。

せっかく時間をかけてバナー広告を制作しても、配信できなくては意味がありません。必ずルールを守って入稿しましょう。

まとめ

インターネット広告の中でも代表的な「バナー広告」。しかし、サイズやファイル形式など豊富な選択肢があるため、どのように制作をすればいいか悩んでしまいがちです。サイズ・ファイル形式選びに迷った際は、それぞれの特徴を踏まえて広告の内容に適したものを選びましょう。

複数のサイズを制作するのが手間という方は、広告枠にあわせてサイズを自動化してくれる「300×300」「1200×628」サイズのレスポンシブ広告がおすすめ。加えて、他のサイズと比べて配信ボリュームの多い「300×250」サイズのバナー広告を用意できればベストです。迷った場合は、まずは3種類のサイズから利用して効果を検証してみてください。

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