京浜工業地帯の中核を担っている工業都市の川崎市内に武蔵小杉駅があります。武蔵小杉駅にはJR東日本の南武線・横須賀線・相鉄線直通・湘南新宿ラインと、東急電鉄の東横線・目黒線の計6路線が乗り入れており、連日多くの人が利用しています。
武蔵小杉といえば「住みたい街ランキング」で常に上位に名前が上がるほど、多くの人たちが憧れている街です。かつて武蔵小杉にも複数の工場が点在していました。しかし年月とともに各企業が県外への工場移転を行い、その跡地を利用して武蔵小杉駅周辺の再開発がはじまります。再開発ではタワーマンションや大規模商業施設・高層ビルなどが建設され、現在、工業エリアだった武蔵小杉は現代的な都市に変貌を遂げました。
学校が整備され保育所やスーパーなども複数あり、家族で暮らすために適した条件が揃っているので、「住みたい街ランキング」での人気の高さがよくわかります。武蔵小杉駅からそう遠くないところを流れる多摩川を渡った先はすぐ東京です。そのため武蔵小杉駅から10数分から20数分で新宿・渋谷などの都心の主要エリアにアクセスできます。そんな理由から、現在の武蔵小杉エリアは都心のベッドタウンになっており、都心へ通うために駅を利用する人が増えています。
今回はそんな武蔵小杉エリアの特徴や周辺施設などについての解説と、武蔵小杉エリアで実施可能な広告媒体についてまとめました。
代表的な周辺施設
観光地
センターロード小杉
再開発によって高層ビルやタワーマンションなどの現代都市になっている武蔵小杉の中で、現在もなお昭和の雰囲気を残しているのが繁華街のセンターロード小杉です。
武蔵小杉駅から徒歩2分のビルの谷間にあるセンターロード小杉はいろいろな飲食店が軒を連ね、お昼からお酒を飲める店も多くあり、昭和を感じながらお酒と食事を楽しめる武蔵小杉の観光スポットになっています。
京浜伏見稲荷神社
京浜伏見稲荷神社は戦後に地域の復興の願いをこめ、京都の伏見稲荷大社より新たに神様をお迎えして昭和26年に創建されました。本家の伏見稲荷大社のように神社の外観は鮮やかな朱色が塗られ、社殿の前には奉納された奉納鳥居が立ち並んでいます。そして境内には様々な表情をしている108体の狐の像があります。
また敷地内に富士浅間神社と白山社も鎮座しており、富士山から運んできた溶岩で作られカラフルに着色された富士山と白山の塚があります。個性的な面を持っている京浜伏見稲荷神社は、外国人の隠れ観光スポットにもなっています。
丸子橋
武蔵小杉駅から15分ほど歩いた場所に多摩川にかかっているのが丸子橋です。水色のアーチ橋の丸子橋は「かながわの橋100選」にも選ばれている観光スポット。丸子橋は2002年にゴマヒゲアザラシのタマちゃんが橋の付近に現れてニュースでよく取り上げられました。
また映画やドラマのロケ地としてよく使用されており、2016年に上映された映画「シン・ゴジラ」では映画の中でゴジラに破壊されています。
丸子温泉
丸子温泉は武蔵小杉駅から徒歩で11分の場所にあります。現在は見かけなくなった昭和を感じられるレトロ外観と雰囲気の温泉です。温泉は茶褐色の鉱泉を薪で沸かしており、体を芯から温めてくれます。またテレビ朝日で放送されている「マツコ&有吉のかりそめ天国」でも紹介されたことがあり、若い人も多く訪れる人気の温泉です。
丸子山王日枝神社
武蔵小杉駅から徒歩で11分、丸子橋からは下流に少し下った川沿いの住宅街の中に丸子山王日枝神社があります。丸子山王日枝神社は平安時代の初めに創建された1200年以上の長い歴史を持つ神社です。
神社の入り口には丸子山王日枝神社のシンボルでもある朱色の山王鳥居があり、参道の途中には神様の使いである猿神像が鎮座しています。社殿は昭和に再建されたものですが、その奥の本殿は江戸時代に建てられたもので、市の重要歴史記念物です。
等々力陸上競技場
武蔵小杉エリアがある川崎市はサッカーJリーグのチーム、川崎フロンターレのホームタウンです。川崎フロンターレはJ1や天皇杯などで優勝をしている強豪チーム。その川崎フロンターレが本拠地にしているホームスタジアムが等々力競技場になります。この等々力競技場には川崎フロンターレの試合観戦に年間40万人近いサポーターが訪れています。
武蔵小杉駅からは徒歩で17分以上のところに等々力陸上競技場はありますが、サッカーファンにとってはぜひ足を運んでほしい観光スポットです。
武蔵小杉駅エリアで広告出稿されている商品・サービス例
地元密着型の広告
現在、武蔵小杉はタワーマンションや大規模商業施設・高層ビルなどが建設され、現代的な都市に変貌を遂げました。多くの方が武蔵小杉駅付近のタワーマンションに住んでおり、通勤・通学用途で使われることの多い武蔵小杉駅では、地元に密着した広告が多くなっています。
学生へのPRにも効果的
武蔵小杉駅の周辺には日本医科大学や慶応義塾大学のキャンパスが近く、また法政大学の運動部の合宿所や、聖マリアンナ医科大学の病院などもあるため、学生の一人暮らしにも選ばれている街です。そのため、学習塾や予備校、求人関連の広告のような学生や若い世代向けのPRが盛んに行われています。
買い物客をターゲットとした広告も
武蔵小杉は大型ショッピングセンターが多いという点でも評判のエリア。グランツリー武蔵小杉やららテラス武蔵小杉などの大型ショッピングセンターが駅に近い場所にあるので、武蔵小杉エリア以外の人も多く訪れています。そのため、買い物客をターゲットとしたファッションブランドやイベントなどの広告は武蔵小杉エリアでよく見られます。