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約8割がSEO効果を実感!SEO対策には欠かせない動画コンテンツのポイントとは
SEOコンサルティングサービス「ランクエスト」を運営する株式会社ecloreは動画コンテンツ活用者を対象に、SEO対策としての動画の有効性について調査を実施した。
調査方法:オンラインアンケート調査
対象者:動画コンテンツ活用者
有効回答数:150名
調査日:2024年11月13日
まず最初に「動画コンテンツを活用している目的は何ですか?」という質問に対し、54.0%が「サイトの検索順位向上」と回答、次いで「ブランド認知度の向上」が42.7%、「コンバージョン率の向上」が24.0%という結果だった。動画コンテンツはサイト滞在時間が伸ばせるだけでなく、動画でわかりやすく解説することでユーザーの悩みが解決するというユーザビリティの向上にも効果が期待できる。そのため、SEOの観点から多くの企業で動画コンテンツが重要視されていることが予想できる。
次に「動画コンテンツのSEO効果を実感していますか?」という質問には、「とても実感している」が25.3%、「ある程度実感している」が59.3%と、8割以上が多少なりとも実感していると回答した。動画コンテンツの提供により、検索順位が向上し、サイトを閲覧する人も増えたことが予想できる。一方、あまり実感を得られていない人は約15%いることから、ただ動画コンテンツを提供するだけでなく、ユーザーの検索意図に沿った動画コンテンツを提供することが重要なようだ。
次に「どのタイプの動画コンテンツを最も使用していますか?」との質問には、「製品・サービスの紹介動画」が38.7%と最多だった。製品・サービスによってはテキストやイラストでの解説が難しいものもある。そういった製品・サービスについては動画の方が表現しやすいのだろう。また、動画を制作する際、日々運営されているサービスの紹介動画であればサービス中の姿を撮影するだけなので制作しやすいというのも、使用されやすい動画コンテンツのポイントなのかもしれない。
最後に「動画コンテンツのSEO効果を測定する際に重視している指標は何ですか?」という質問に対し、50.7%が「動画の再生回数」と回答。次いで「視聴完了率」が36%、「コンバージョン率(購入・問い合わせ等)」が28%という結果だった。
動画の再生回数はいかにユーザーが自社に興味を持ってもらえたのかわかりやすい指標だ。しかし、次に多かった「視聴完了率」も無視できない指標で、これはサイト滞在時間やユーザビリティなどに影響が大きい。「コンバージョン率」もわかりやすい指標だが、動画コンテンツではなく別のコンテンツが影響した可能性もあるため、コンバージョン率で効果を測定する際は動画コンテンツに絞らず、サイト全体のSEO効果として見るべきだろう。
SEO対策において重要となる動画コンテンツ。制作の目的としては自社の認知度向上など様々だが、サイトの検索順位向上を目的とする場合が多い。自社サイトへの掲載のほか、YouTubeなどのSNSでも公開できるため、サイトへの流入を増やすことで検索順位にも大きく影響してくる。ハウツー動画やインタビュー動画など、様々な企画を練って動画コンテンツを制作することも自社の認知度向上には効果が期待できるかもしれないが、一番制作しやすく、自社らしさを伝えられる製品・サービスの紹介動画は、SEO対策において欠かせないコンテンツだと考えられる。
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