「一歩先を行く手の届く贅沢」をテーマに、本物志向のビジネスマンに向けて、ハイクオリティな情報をお届けするライフスタイル情報誌「Biz Life Style(ビズスタ)東京版」。編集長でもあり事業の責任者でもある佐原様にビズスタの特徴についてお話をお伺いしました。
――ビズスタの特徴を教えてください。
特徴は、東京都内にセグメントしているということ、そして富裕層・高額所得者に絞って配布していることです。国勢調査データをもとに世帯年収1500万円以上または貯蓄年収2000万以上の比率の高いエリアを独自の調査で割り出し、日経新聞に誌面を同梱して配布しています。
――読者のターゲット層や配布方法を詳しく教えてください。
富裕層向けメディアですが、コンセプトのひとつが「一歩先行く手の届く贅沢」なので、超ハイクラスの方々と言うよりもワンランク上のビジネスマンを想定して誌面を作っております。一番の多いボリュームの年齢層は、40代~60代の方になります。
配布方法は日経新聞朝刊の折込が中心で、約100,000部を配布しています。また、電子版のみに切り替えた世帯の約19,000部は、日経新聞からのお知らせという形で、販売店のスタッフから自宅のポストに配布させていただいております。また1,000部はお医者さんに向けてDM発送しております。合計で120,000部配布しています。
――どのような構成になっているのでしょうか?
表紙が特集記事となっており、資産運用やグルメ・トラベルなど毎月テーマが決まっています。その時に旬な著名人の方にご登場いただいて、テーマに沿ったインタビューをさせていただき、表紙の記事を書いております。
12月までの年間のテーマ予定は決まっておりますので、お問い合わせいただければご回答いたします。表紙以降は、企業さんなどのタイアップ記事となります。
――2008年発刊後10年以上発行されていますが、読者から支持を受けているポイントはどの辺なのでしょうか?
読者に対して、魅力的な形で情報をお届けできているところが、喜んでいただけているポイントなのかなと思います。
あと、読者だけでなく掲載企業様がいて発行できているマガジンになりますので、掲載企業様が目的としている反響を達成できているか、そして掲載した紙面の内容がお客様の期待を超えられているかが非常に大きいポイントです。
すごい反響があったから、また次回も継続するというお声ももちろんありますが、今まで来てもらえなかった層や質の高いお客様が来てもらえたというお声や、掲載紙面の内容が社内でも非常に好評で、継続していくことでもっと反響を上げられると思うのでリピートするというお声が非常に多いです。
もともと発行の経緯が「読者の方と企業の方をつなぐこと」を目的としているので、読者の方の満足と掲載企業様の満足の両方を追求してきたからだと思います。
――ビズスタの強みは?
ビズスタは、富裕層やビジネスマンの記事を長年書いてきた編集スタッフで構成されています。ほぼ90%が編集タイアップでできている読み物ですが、広告と分かっていても読者の方からその掲載企業さんの魅力がわかりやすいという声をいただいたり、掲載企業様から今まで自分たちをこのように表現してくれるところは初めてで、自分たちの思っていること以上のことを言葉にしてもらってよかったと言ってもらえるので、文章力を含めた中身が自分たちの強みだと思っています。
――WEBマガジンもありますが、連動はされているのでしょうか?
ビズスタの誌面にて、オリジナルの読者特典をつけていただければ、無料でWEBマガジンにも掲載させていただいております。WEBマガジンのタイアップ記事はすべて特典がついているので、読者の方がオンラインに来るポイントのひとつかなと思います。
今後もWEBには力を入れていきます。
――WEBマガジン以外のオプションのメニューもいくつか教えてください。
ビズスタ特別版として、1社オリジナルのビズスタを製作することができるメニューやWEBマガジンに掲載された記事を、新聞や雑誌などのニュースメディアにインフィード広告として掲載するオプションもあります。また、お医者さん向けのビズスタのDMにパンフレットやチラシを同梱するオプションもあります。
ビズスタの誌面に掲載して終わりではなく、オンラインで配信したり、1社独占取材の特別版として紙面にしたりなど、ビズスタトータルの中でプロモーションできるメニューをそろえています。
――出稿されるのはどういった企業が多いですか?
多いところでいうと、時計・アパレル・靴・鞄・車・旅行・グルメの企業様になります。
最近ではBtoB向けの企業様も増えています。読者がビジネスマンかつ東京に住む高年収の方となると、それなりのポジションについている可能性も非常に高いので、決裁者の方にリーチができるということでご利用いただいております。
ビズスタは、仕事とプライベートと両方を切り口にしたライフスタイル情報紙で、ワーケーションと親和性が高いので、テレワーク系の商材の掲載も増えてます。
また、「働く男のライフスタイル情報誌」と銘打っていますが、ジュエリーや美容機器などの女性向けの商材も、最近掲載が非常に増えています。読者のアンケートによると、90%の方が日経新聞しか読まないというご家庭で、新聞は読まないけど、同封されているビズスタだけは見ているという奥様も多いです。
奥様が自分で買ったり、奥様へのプレゼント需要もあるので掲載が増えています。
――出稿NGの業種はありますか?
融資系の金融、ギャンブル、墓石とかが基本的なところですが、最終的には原稿審査になります。掲載企業様と掲載内容を見て判断させていただいております。
――今後の展開を教えてください。
お客様に反響をしっかり戻せるように、検証資料というのをすべての企業にお出しさせていただいております。プレゼントでどの広告に興味がありましたかとか、その広告を見てどう思いましたかというようなアンケートを取っており、オンラインのアクセス数を含めて、お客様に掲載報告書という形で検証資料を提出しています。
資料請求を一括して弊社で受けられるように2021年の4月号からリニューアルする予定です。弊社のほうに資料請求があったというリードもフィードバックできれば、掲載してよかったのか悪かったのか、次どこを改善していけばよいのかなど、継続の判断もできると思っています。
――反響までフィードバックできるのはすごいですね。
弊社は広告会社で、その一部門としてビズスタを運営しています。広告会社の営業は、掲載の後お客様に反響を報告するというのは当たり前のことです。掲載して終了というメディアも多いですが、広告会社が自社で運営するメディアだからこそ、フィードバックするにはどうすればいいかを考えて取り入れています。
――出稿を検討されている方に一言お願いします。
媒体資料を見ると普通のメディアで、そんなに魅力を感じていただけないのかなと思いますが、興味があればぜひお声がけいただければと思います。
私含めて、ビズスタの編集・セールススタッフは、これまでの事例をたくさんもっています。どんな思いでこのメディアを発行しているのか、このメディアを使えばどのようにお客様の役に立てるかの説明が一番大事だとおもっています。やるやらないにかかわらず、直接いろいろお話をさせていただければと思います。
株式会社デイリースポーツ案内広告社
ビズスタ編集部 編集長 佐原雅之
新卒で同社入社後、AEとして主に輸入車、時計、ファッション、旅行業界を担当。13年前にビジネスリーダーに向けたライフスタイル情報誌「Biz Life Style(ビズスタ)」を社内新規事業として立ち上げ、現在、その事業責任者兼編集長を担当。富裕層マーケティングを中心としたビジネスマンターゲットのプロモーション実績が豊富。