医学生向け個別指導塾「医学生道場」を運営する株式会社リーフェホールディングスは、XPANDコードとQRコードのデュアル運用によるOOHを、2024年4月1日より全国4か所で展開しています。
【実際のOOHのクリエイティブ】
XPANDコードはXPAND株式会社が運営する、長距離からでも読み取れる横長スリット形状のバーコード。最大200m離れた場所からでも読み取ることが可能で、細長い形状なのでデザインに溶け込みやすく、景観を損なわないなどのメリットがあるバーコードツールです。
株式会社リーフェホールディングスは、医学生同士の情報格差発生の中で地域の医学部、医学生に向けて情報を発信し続けたいという想いと、一方でOOHに対して効果測定が困難なことや、十分な訴求につながらないという課題を抱えていました。
その中で今回、XPAND株式会社より「XPANDコード」の提供を受け、より多くの情報提供や追加情報をスマートフォンから得られるOOHを展開しました。
【下の横長スリット形状のコードがXPANDコード、右上はQRコード、どちらからでも読み取り可能】
担当の株式会社リーフェホールディングス部長、原田伸一氏にXPANDコードを活用したOOH施策の検討時期を伺ったところ、2023年12月より検討していたそうだ。
XPANDコードを活用した背景として「XPANDコードの特色に加え、デザイン性に優れている点。さらに導入することで新規性を訴求できること。特に、地方の鉄道駅ホーム上のOOHは、改札を通らなくても、XPANDコードの長射程であれば読み取りが出来ることを重視し、OOHへのQRコードと併せての活用を決めた。」と原田氏は話す。
4月1日から掲載を開始しての反響については、OOHを見て最初は地場の学習塾と勘違いをしていたとの声があったそう。しかしすぐに「医学生道場」との学習塾がある、との認知に至るなど反響はあるようだ。
【OOHは全国の複数個所で展開された】
XPANDコードは最大200mの場所からでも読み取り可能でデザインの邪魔もせず、OOH広告との相性の良さから今後も広がっていく可能性を感じました。また、消費者側にも読み取り可能なバーコードとして認知が広がっていく事で、活用シーンは増えていくかもしれません。今後の動きにも、引き続き注目していきます。