皆さんは、「女性をターゲットに効果的に広告訴求が出来るメディア」といったら、どのようなメディアを想像しますか?Instagram、TwitterなどSNSを活用した広告などWEB系のメディアを想像する方が多いかもしれません。
一方で、女性がよく訪れる美容脱毛サロンや美容室、そしてネイルサロンを使った広告展開ができることをご存知でしょうか。受付で試供品が渡せるサンプリングや店舗内を使ったポスター広告、試供品を設置して実際に試してもらえるタッチ&トライなど、その種類は様々です。
この度、ネイルサロン『NICE NAIL』の広告メディアを運営する株式会社SAFARIと株式会社ビズパが共同で、デジタルサイネージ広告を1円~から実施可能な【いいね!で言い値キャンペーン】を実施します。今回は、株式会社SAFARIの桑田様、水野様にこのキャンペーンに対する想いについてお聞きしました。
ネイルサロン『NICE NAIL』の広告プランについては下記記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください
ネイルサロン『NICE NAIL』の店舗内プロモーション | メディアインタビュー
――【いいね!で言い値キャンペーン】について教えてください。
今回、弊社が運営するデジタルサイネージ広告の価値を”言い値”として評価していただくキャンペーンを実施します。出稿金額は1円〜で案件終了後に、その内容に相応しいと思う金額を皆様に決めて頂くキャンペーンです。
弊社では、ネイルサロン『NICE NAIL』で実施できるデジタルサイネージ広告を運営しています。ネイルサロンで施術を受けている20~30代の女性をターゲットにしたサイネージ広告で、両手が使えない施術中の60分に効果的に広告を訴求することが可能です。
今回のキャンペーンは、本気でデジタルサイネージへの広告出稿を検討している企業様限定のキャンペーンとなります。「ただ安く広告が流せる!」ということではなく、弊社サイネージに関するご意見や「今後、こういう機能を増やしてほしい!」など実際に実施していただいた上で感じる、率直なご意見のフィードバックを直接いただく主旨のもと実施します。
弊社サイネージが皆様にとって、「出稿してよかった!」「また出稿したい!」と思っていただける広告メディアとなるよう、お力添えをいただける企業様のご応募お待ちしております。
――なるほど、言い値でサイネージ広告を試すことができるのですね!このキャンペーンを実施することになった経緯などがあるのですか?
経緯といいますか、サイネージ広告を運営しながらいくつか課題を感じています。大きく分けて3つあります。
1つ目が、「出稿経緯が不透明である」である事です。
過去に広告を出稿して頂いた案件は、基本的に広告代理店から紹介頂く形の案件が多く、その先のクライアントがどのような経緯で弊社のサイネージに興味を持って、なぜ広告出稿の決断をしたのか、また広告出稿後にどのようなことを感じたのか、ということが見えない状態になっていました。
クライアントが想うプロモーションを行えているのか、本当にメディアを提供する側として、クライアントの要望を汲みとれているのかという疑問を感じていました。
株式会社SAFARIの桑田様
2つ目が、デジタルサイネージの広告料金の設定が曖昧である事です。
現在、サイネージ広告の料金指標は「リーチ数」、「インプレッション数」、「面数」と大きく分かれていますが、基本的にはWeb広告での評価指標を踏襲した形となっており、リアル広告として指標がまだ確立されていません。
弊社の想いである「企業の大きさに関係なく、広告を出稿できるメディアを目指す」という観点からみても、現状の単価や相場観が相応しいものなのか疑問を感じています。サイネージ広告の真の価値、価格帯を模索している状況です。
3つ目が、広告効果が不透明である事です。
Web系の広告以外でも共通する課題かもしれませんが、サイネージを含むオフライン広告は広告出稿したことによる効果の計測がしにくいのが現状です。効果が計測しづらい一面があるからこそ、出稿にあとずさりしてしまう企業様も少なくありません。
広告を出してくださるクライアントに対して、効果の面で弊社のサイネージ広告でできることは何なのか?ということを考える毎日の中、答えが見つかってないのが現状です。
――このキャンペーンを通して、伝えたい“想い”について教えてください。
ありきたりな言葉ではありますが、広告を出してくださる「クライアントのために」仕事をしていくということを忘れてはいけないと思っています。メディアを運営する身として最高の形を目指していくのであれば、クライアントのために何が提供できるのかということに集中し、常にブラッシュアップを重ねて前に進んでいく必要があると考えてます。
株式会社SAFARIの水野様
今回は皆さんにサイネージ広告の価値を判断してもらうキャンペーンとなりますが、あくまでも直接皆さんから声を聞く事で、メディアをブラッシュアップしていくためのキャンペーンであり、価値の判断をクライアントに一任するためのものではありません。皆さんに価値判断を一任することで、“価値決定”という難しい判断を放棄しているとも受け取られかねないため、弊社はその目的を常に念頭におき、皆さんと真摯に向き合っていく事を忘れないでいきたいと考えてます。
最近はWeb系の広告が普及し、価値や効果を定量的に抽出しやすくなっていることもあり、広告効果を表面的な数字でしか判断をしていない傾向にあると感じます。ただ、我々メディアの役割は表面的なデータではなく、それを掘り下げた定性的な情報やデータの組み合わせで、よい広告メディアとして認識してもらうことが役割だと思っています。なので今回のキャンペーンでは、クライアントとの直接的なやりとりは必須と考え、言い値で実施できる形にしました。
今回の取り組みを含め、デジタルサイネージを運営するメディアとして、先駆けになるような行動をして行けたらいいと思っています。
キャンペーンは2021年6月30日で終了いたしました。