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ニベア、体験型イベントを六本木で展開 秋冬マーケ本格化
ニベア花王株式会社は、2024年11月1日から10日までの期間、東京都港区の六本木ヒルズカフェ/スペースにて「NIVEA HOUSE TOKYO(ニベア ハウス トーキョー)」を開催する。このイベントは、ブランドの世界観を堪能しながら「ニベアクリーム」の機能を直接体験できるイベントとなっている。
来場者は、ブルートンネルを潜り抜けると、ウェルカムボードに出迎えられ、ニベアについて楽しく学べる展示エリアへと導かれる。ここでは、意外と知られていない「ニベアクリーム」の役割や開発ストーリーを知ることができる。
「NIVEA Wall」では「意外と知らないニベアのヒミツ」や「ニベアクリームの成分と効果」をテーマにしたコンテンツが展開、「NIVEA History」コーナーでは歴代のニベアクリーム缶が展示され、当時の広告ビジュアルも楽しむことができる。
会場内には、「ニベアクリーム」を実際に手に取り、その優れた保湿力の秘密を体験できるコーナーも設置される。ここでは、「ニベアクリーム」と一般的なクリームの使用感を比較しながら、その効果を実感できる。また、世界で展開されているニベアの映像や、ブランドフィロソフィーを表現した新CM「北風のニベア」に関連する展示も行われ、ニベアの始まりから現在までの歩みを様々な角度から楽しむことができる。
本企画を担当した、ニベア花王株式会社ビジネスユニット1 マーケティンググループの小柴佳介氏によれば、今回の「NIVEA HOUSE TOKYO」は、世界共通のニベアブランドリニューアルの一環として企画がスタート。ブランドの新たな姿勢を体現する場として、単なる展示に留まらない体験型施設を目指したという。
企画の検討開始時期について、同社では今年のブランドリニューアルに合わせて早期から準備を進めてきた。実施時期として11月を選定した背景には、本格的な乾燥シーズンを迎えるこの時期だからこそ、製品の存在感を高められると判断。また、秋冬の思い出とともにニベアを記憶に留めてもらいたいという戦略的意図もあったそうだ。
施設のハイライトとして、ドイツの旗艦店「NIVEA HAUS」をベースにしながらも、日本独自のアプローチを採用。特に注目すべき点として、知られざるブランドの歴史や特長を紹介する体験型展示や、製品の機能性を実感できる実験コーナーを設置した。「単なる展示ではなく、来場者一人一人に深い理解と愛着を持っていただけるよう工夫を凝らした」と小柴氏は語る。
また、新たなブランドメッセージである「挑戦する人を応援する」という姿勢を具現化するため、来場者の挑戦を応援する企画も用意。その他、2メートルの巨大ニベアクリーム缶をフォトスポットとして設置するなど、SNSでの話題化も意識した仕掛けを展開している。
「新しいブランドの世界観と、長年愛されてきた製品の価値を、五感を通じて体験していただきたい」と小柴氏。今回の取り組みを通じて、ブランドリニューアル後の新生ニベアの魅力を、より多くの方に伝えていく考えだ。
イベント実施期間中の11月2日から10日までの9日間限定で、ニベアクリーム缶をモチーフにしたフルラッピングのロンドンバスを都内で走行させる「NIVEA ロンドンバス」も六本木や渋谷を中心とした都内エリアを巡回する予定。
11月から12月にかけて、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の全国6都市で「ニベアクリーム」のPOPUPイベントを開催する予定となっている。
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