PCでもスマートフォンでも使える日本最大級の無料メーリングリストサービス「らくらく連絡網」を運営する株式会社イオレのセールス運用部 販促ユニット ユニット長の阿部様、クリエイティブソリューショングループの相馬様へ自社で実施するセミナーの内容や集客方法、アドクロのセミナーサービスをご利用いただいた感想についてお伺いしました。(写真左から相馬様、阿部様)
ー貴社サービス内容と特徴について教えてください。
阿部様:PCでもスマートフォンでも使える無料グループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を運営しています。団体活動に必要なスケジュール調整や出欠確認などをメールの一斉送信でカンタンに操作でき、部活動やサークル、PTAなどの様々な用途に利用されています。
ご利用いただいている会員数は約700万人となっており、団体数は39万に上ります。学生サークルのコミュニケーションツールや、お子さんが所属するスポーツチームの保護者間の連絡ツール、PTAの学校連絡網等、さまざまな用途でご利用いただいています。
また、らくらく連絡ならびに提携企業のユーザー情報を活用した広告配信サービス「pinpoint」の運営も行っています。詳細で明確な独自の属性データや提携先との連携により2,000万人を超えるデータの中からニーズに合致したターゲットに広告を配信することが可能です。
ユーザー自身が登録した確かな情報をもとにデータを連携するため、業界でも精度が低いとされている18~24歳の大学生世代に対しても、精度の高いターゲティングができる点が特徴となっています。
ーセミナーはいつ頃から開始されたのでしょうか?始めたきっかけについて教えてください。
相馬様:セミナーの開始は2021年からになります。これまでも、アドクロを含む複数のメディアに資料掲載したり、自社が運営するサービスごとにインターネット広告を行ったりしてリードを獲得してきましたが、これらに加えて新たなリード獲得手段を持ちたいと考えたことが開始した理由です。
コロナ禍でオンラインで開催するセミナーが増え、実施するハードルが下がったことや、セミナーをアーカイブ化すれば資産として活用することができると考えたことも実施の後押しになりました。
ーどのようなテーマのセミナーを実施されているのでしょうか?
相馬様:弊社が企業様向けに提供する商材に合わせてテーマは設定しています。
例えば、グループサンプリングに関するセミナーがあります。これは、らくらく連絡網を利用される団体に対してサンプリングを行えるサービス(https://lp.ra9.jp/sampling/)で培ったノウハウをもとに、顧客の購買行動モデルの変化や独自調査結果を踏まえたサンプリング施策のポイントの解説と事例紹介を行う内容となっています。
この他、大学生世代へ精度高くターゲティングができるというノウハウを活かしてZ世代に刺さるSNS戦略をテーマとしたセミナー等も行っています。
ーセミナーへはどのような方法で集客をしていますか?
相馬様:セミナーの開催都度、資料掲載を行っているポータルサイトやセミナーポータルサイトで告知を行ったり、自社のセミナーページへセミナー情報を掲載したりしています。
他には、ナーチャリングの一環として、ニーズに合致しそうなお客様へメールでセミナー開催についてご案内もしています。
ーこれまで最も集客出来たセミナーを教えてください。
相馬様:人事系のポータルサイトが開催する大規模セミナーイベントへ参加した時が最も集客数が多かったと記憶しています。その時は通常の3倍以上の方にご参加いただくことができました。
テーマとしては、「Z世代の特徴についておさえておきたい」「SNSを活用したプロモーション施策に興味がある」「新卒採用に役立つ話が聞きたい」というお悩みを持つ方を対象に、新卒採用に向けてどのようなSNS戦略を行ったら良いかという内容でセミナーを行いました。
人事系のポータルサイトが主催していたためにターゲットとなる方たちにアプローチしやすかったこと、複数日開催されるような大規模イベントで参加者自体が多かったことが集客につながった要因と認識しています。
ーアドクロのセミナーサービスをご利用されて良かった点はありますか?
相馬様:なんといってもリード単価が2000円で安いという点ですね。もともとセミナー開催の予定はなかったのですが、アドクロからお声がけいただいて非常に単価が安かったので実施することにしました。
他のポータルサイト等で開催しようとすると、参加費として固定の金額が決められている中で、もし申込人数が少ない場合はリード単価が極端に高くなってしまうという場合もありますし、他企業との合同開催の場合であれば成案の確度が下がるといったこともあります。
今回、アドクロでは1社開催だったにも関わらず、一定程度の人数が集客できましたし、成果報酬型で固定費も不要だったので開催して良かったと感じています。