プロテインやスポーツサプリメントなどの商品を展開し、健康食品部門を強化している株式会社ウエニ貿易が展開するプロテイン「マイルーティーン MAX」は、4月20日からOsaka Metroの1車両すべての吊手(つり革)で1年間広告を掲出開始しました。
これを記念して誰でも参加できる「吊手(つり革)に隠された動物を探せキャンペーン」を2024年5月27日よりマイルーティーン公式Xにて開催しています。
【Osaka Metroつり革広告への掲出の様子】
「マイルーティーン MAX」は誕生から4年、1食あたりのタンパク質量の多さと、美味しさにもこだわった高配合のプロテイン。プロテインを中心にコラボレーション商品など革新的な商品開発を行い、タンパク質高配合カレーからカラダの内側からキレイを作るビューティプロテインなどカテゴリーを広げたラインナップ展開する「マイルティーン」ブランドの一つです。
大阪府内Osaka Metroの全編成のうち1編成の1車両に吊手(つり革)広告が掲出されています。また、吊手(つり革)広告に隠された動物を探す、SNSキャンペーンと連動しています。
【つり革広告と連動して開催しているSNSキャンペーン】
今回の施策担当、株式会社ウエニ貿易ヘルス&ビューティ事業事業部の春川氏につり革広告への出稿を決めた背景について伺ったところ、「一般的には、電車内の広告は1車両に1枚といったものが多いと感じており、掲出場所から遠い場合、広告出稿をしても触れることなく終わってしまいます。その中でつり革広告は、車両すべてのつり革に広告を掲出するので、通勤、通学時など日常的に目に触れることが高く、強制視認性があり、広告価値が高いと思ったから。」だそう。
施策の検討時期としては、昨年末頃から検討していたとのこと。大阪御堂筋線を選んだ理由としては、全国の小売店で商品展開している中で、関西エリアの売上規模を更に強化することを目的に選定したそうだ。
「"大阪の大動脈"とも言われている御堂筋線は、関西を代表する"キタ" "ミナミ"などの繁華街を始め、 高級住宅地、主要なビジネス街まで大阪の真ん中を走行している路線であり、ユーモアある広告掲出で、老若男女に向けた情報拡散と話題化を図れるのではないかと考えています。」という。
【Osaka Metroの1車両のつり革をジャック】
クリエイティブを見ると、「筋肉」というフレーズが非常に目立っていました。御堂筋線のつり革は縦長の形状が特徴的ですが、クリエイティブの面で注力したポイントについては、
「マイルーティーンMAXは1食あたり25g以上のタンパク質を効率的に摂取できるプロテインです。ただ、“商品名+プロテイン”を謳っただけでは伝わらないと思い、"筋肉"というキャッチーなフレーズにインパクトを持たせ、日常的に目に触れる事が出来るつり革広告の限られた時間と空間の中で、いかにキャッチーなフレーズで目を留めてもらえるのかを考えました。また、大阪という地域のアイデンティティを強く持っている野球チームのカラーであるイエローとタイガー(虎)をデザインに取り入れ、ユーモアあるクリエイティブにしました。」とつり革広告の特徴と大阪という場所柄に合わせて工夫を凝らしたクリエイティブになっています。
【キャッチーなフレーズと大阪らしさを感じるデザイン】
「今回、同時展開している"吊手(つり革)に隠された動物を探せキャンペーン"含め、これからの反響に期待しつつも得意先のエリアバイヤーからの反応は良く、マイルーティーンブランドの売場と販売強化に繋がっています。」と春川氏は語る。
つり革広告は一つずつの面積は小さいですが、1車両をジャックすることで車内全体に統一感が出て広告の世界観が表現されていました。また、オフラインとオンラインでの施策を組み合わせることで、より広告効果が期待できるような展開をしていて、うまく媒体を組み合わせている印象を受けた施策でした。