株式会社レバレッジが運営するフィットネスブランド「VALX(バルクス)」は、母の日に合わせて、2024年5月10日から5月16日までの7日間、お母さんへの感謝の気持ちを伝えるポスター広告を千葉県塚田駅に掲示しました。
ただ美味しいだけの「普通のプロテインの会社」ではなく、社員を応援する、頑張る人に寄り添うブランドでありたいという想いからこの母の日企画が展開されました。
千葉県塚田駅は今回の手紙を綴ったレバレッジの社員の思い出の地で、若かったあの頃には気づけなかったお母さんへの感謝の気持ちが込められています。
本広告を担当した株式会社レバレッジ岡島氏に今回の企画について伺ったところ、およそ2カ月前から準備を開始したそうだ。特にライティングの部分に注力しており、該当社員の30年分の家族への想いを手紙に広告としてまとめるのには2〜3週間ほどの期間を要したと言います。
「パーソナルな感情を出しつつも、広告として共感やエモさといった部分も感じてもらいたいため、そのバランスを取るのが難しかった」と岡島氏は話す。
当該社員の思い出の地で、という企画はどのような経緯で決まったかについては「この企画が立ち上がった際、当該社員は、VALX公式Instagramアカウントで行われるライブの責任者として週2回ライブ出演しており、そのお母様が毎回ライブを視聴され、また、当社で働いていることを誇りに思い、周囲に話しているエピソードを聞いておりました。そして、当該社員から、この機会にいつも想いを伝えてくれる母のために、今度は自分が恩返しをしたいと手を挙げてくれた。」といいます。
「プロテインの会社という垣根を超え"頑張る人に寄り添うブランド"でありたいと考えています。まだまだプロテインというと筋トレをする人だけに必要なものという認識が多い中でこういった家族を通した企画によってより幅広い層への認知を獲得していき、VALXという存在が日常にあって欠かせないものであることを目指している。」そうだ。
「社内からはブランドのビジョンを共有できたいい機会だ、というような肯定的な反応が多く挙がりました。また、ユーザーの方々からは、商品以外で"VALXとは"という面に触れることができたというお声をいただきました。さらに、社員やユーザー共に、母の日広告を見た後に実際に当社商品を母親へプレゼントしたというような声が多数あり、社内外からのポジティブなフィードバックを受け、本企画の意義を実感しています。」と良い反響がみられているそう。
母の日に、社員の母に向けた感謝の手紙を掲載する本企画は、企業の想いや姿勢が伝わってきて、見ている私達も温かい気持ちになりました。ビジュアルやインパクト重視の広告が多いですが、手紙や文章といった直球のメッセージはつい足を止めてじっくり読みたくなりますね。