交通広告では、電車、バス、新幹線、タクシー、アドトラックなど、様々な交通媒体で広告を出すことができます。これらの交通広告は、テレビや新聞、雑誌、チラシなどの他の広告とは異なる点がたくさんあります。
今回は、交通広告のメリットを6つに分けてご紹介します。
交通広告のメリット
1.視認性が高いこと
交通広告のメリットとして挙げられるのは視認性が高さです。多くの人が習慣として利用している交通機関や施設で広告を出す事で「視認する・視認される」ことが多くなります。特に都市においては、電車などの公共交通機関の利用客数が多く、大勢の目に触れる機会が多くなっています。また、多くのビジネスマンやOL、学生の利用があるため、対象を絞った広告も行うことができます。
例えば、電車で言えば車内の中吊りポスター、ドア横ポスター、窓上ポスター、ステッカー広告、映像が流れるデジタルサイネージなどがあります。閉鎖性がある車内で、同じ場所に長くいることも多いため、視認される確率が高くなります。
2.信頼性が高いこと
“公共”色が強い電車やバスの広告は、信頼性の獲得にも効果があります。交通広告は依然として実施金額が高いイメージも強く、実施までの審査が厳しいこともあり、実施するだけでも「金銭的な余裕がある、儲かっている」=「商品・サービスの人気が高い」とユーザーに印象を与えることも可能です。
例えば、BtoBサービスを展開する企業では、交通広告を実施したことをリリースとして配信し、信頼性向上の一手段として利用しているケースも多々見られます。
3.反復性が高いこと
毎日通勤や通学で同じ路線・同じ移動手段を使う方が多く、長期に渡って掲出することで反復的に広告を訴求することができます。
いつも使っている交通機関で“見たことがある”という意識は、いざ購買行動を起こすタイミングで購買を促す1つの要因となります。
4.SNSなどによる拡散性が期待できること
スマートフォンの普及で、誰もが簡単にインターネットに接続できるようになった昨今では、交通広告で目にしたものをすぐWeb上で検索・確認する行為がよく行われています。車内ではスマホや携帯でネットを見ている人も多くなっているので、Webに誘導することでさらに深い認知を形成することもできます。
キャンペーンなどと組み合わせることでSNS上での拡散を狙う事もできます。Twitterを活用した「リツイートキャンペーン」やInstagram等で「指定されたハッシュタグを利用して投稿するキャンペーン」などがあります。
交通機関内でそのまま検索されたり、人伝えに広がっていったり、SNSで広く拡散されることも交通広告で期待できメリットの1つです。
5.嫌われにくい広告メディアであること
交通広告は、自然なカタチで利用者の視界に入ってくる広告です。Web広告とは異なり、作業中に作業を遮断されるように出てきたり、広告を見ないと目的のコンテンツが見られないといった事もありません。
最近だとテレビCMなどで、同じフレーズ・サービス名を繰り返し流すような広告に嫌がる人も増えてきていますが、交通広告はそれらと異なり自然なカタチで広告を訴求できるメリットがあります。デジタルサイネージ広告なども、車内にいる限りずっと流れますが、自分の行動を阻害する要因にはならないため、嫌悪感を抱かれにくい広告となっています。
交通広告の例
まとめ
交通広告のメリットについてご紹介しました。
最近では、駅構内や車内のデジタルサイネージやタクシー内での動画など新しい広告方法が人気ですが、視認性、信頼性、反復性が高いことは交通広告ならではのメリットと言えます。
また、最近ではSNSなどによる拡散性も期待できる点も大きなメリットの1つです。そして、交通広告は見た人に嫌われにくい広告メディアですので、これからの時代も期待できる広告とも言えるでしょう。
首都圏の駅、電車広告をほぼ全て網羅した交通広告料金表もございます。併せてご覧ください。
都内主要7駅の利用者属性や利用目的などのエリアプロフィール&人気媒体ランキングはこちら。