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複数のメディアを使って効率的にPR!メディアミックスとは?
高い広告効果を得るには、ターゲットにしっかりリーチできる媒体を選んだり、魅力的な広告デザインを考えたり、掲出するタイミングを考慮したりと、様々な工夫ができますが、一つの媒体ではなく、複数の媒体でPRを行うのも高い広告効果が期待できます。
複数のメディアで同時多発的にPRを行うことを「メディアミックス」と言いますが、ただ単にたくさん広告を出せばいいというものでもありません。
今回は複数のメディアを使ったPRについて、様々な事例をご紹介します。
複数メディアを使ったPRについて
まず、メディアミックス実施のメリットですが、以下の3つが挙げられます。
より多くのユーザーへ訴求できる
複数のメディアに広告出稿することで、各メディアごとのユーザーへアプローチできます。メディアごとにユーザー層が異なれば、幅広いユーザー層へのPRが可能です。
例えば、2022年10月に実施されたサントリーホールディングス株式会社の企業広告は新聞やWEB、テレビCMの3媒体で実施されました。
信頼度の高い新聞広告は企業広告に適しています。しかし、新聞広告はシニア層にはアプローチしやすい媒体ですが、新聞を購読していないスマホ世代にはなかなか届きません。WEB広告を掲出することで、スマホ世代の人々もカバーし、さらにテレビCMで幅広いユーザーへアプローチし、話題の広告となりました。
一人のユーザーへ複数回の訴求が可能
複数の異なるメディアに広告を出せば、ユーザーが広告に触れるタイミングも当然異なります。異なるタイミングで複数回訴求することができるため、ユーザーの記憶に残りやすく、購買行動にも繋がりやすくなります。
先ほどのサントリーホールディングス株式会社の事例で言えば、朝出勤前に新聞で新聞広告を目にして、通勤中の電車内ではスマホでWEB広告を見て、さらに帰宅後にはテレビでCMを見る、といった動きが想像できます。このように反復的に訴求できるため、高い広告効果が期待できます。
各メディアの弱みを補える
複数のメディアに出稿することで、各メディアの弱みを補うことができます。サントリーホールディングス株式会社の事例では、インパクトのあるテレビCMで多くの人へ向けてPRを行いましたが、テレビCMは決められた時間内に情報を詰め込むため、詳細な情報が伝わりにくいという弱点があります。しかし、同時に実施した新聞広告は、インパクトこそ弱いですが、じっくり読んでもらえるメディアであるため、詳細な情報を伝えることができます。このように、お互いの弱みを補い合い、相乗効果を狙うことができます。
ターゲット別おすすめメディアミックス
メディアミックスのメリットとしてより多くのユーザーへ訴求できるという点がありますが、限られた予算でPRを行う場合には、ターゲットを絞り、効率的な広告展開を行う必要があります。
ここからは複数のメディアを使い、特定のターゲットへしっかりPRできる広告プランについて、ターゲット別にご紹介します。
大学生向けにPR
大学生をターゲットとした宣伝を行うのにおすすめなのが大学キャンパス内メディアです。大学キャンパス内に広告を出すだけでも効果的ですが、複数の大学キャンパス内メディアに広告を出すことで、より多くの大学生へアプローチできます。
例えば大学内書店のレジ袋封入広告は大学内書店で購入した人にはリーチ可能ですが、大学内書店をあまり利用しない人に対してはリーチできません。そこで学食トレイ広告を同時に実施することで、書店だけでなく、学食を利用する学生にもアプローチできるようになります。
以下の広告プランは大学キャンパス内で同時実施が可能なプランの一例です。
OL向けにPR
一定の収入があるOLは美容投資意欲の高い女性が多いため、ネイルサロンでのPRは特におすすめです。ネイルサロンで複数のメディアを使ったPRを行うことで、各メディアの弱点を補いながら効果的なPRが実現できます。
例えば、ネイルサロンの施術席上部にあるデジタルサイネージで広告を配信することで、施術中にユーザーへじっくりアプローチできます。さらに施術後のお会計時にサンプリングを実施することで、サイネージ広告で見た商材を実際に試すことができるため、ユーザーの印象に残りやすく、購買行動に繋げやすくなります。
以下の広告プランはネイルサロンで同時に実施可能なプランの一例です。
ファミリー層を中心にPR
ファミリー層を中心に多くの人へアプローチできる映画館は複数のメディアを使ったPRを実施する場所としては最適です。
映画館ロビーにポスターやディスプレイを設置し、さらに映画上映直前にはスクリーン広告でインパクトのあるPRを行うことで、ユーザーの記憶に残りやすくなります。
スクリーン広告は作品ごとにセグメントが可能なので、ユーザーをより細かく絞り込んでアプローチすることもできます。映画館内メディアは実施する劇場を選ぶこともできるので、幅広い層へのPRはもちろん、ターゲットを絞ったPRにも向いている媒体です。
以下の広告プランは映画館内で同時に実施可能なプランの一例です。
※ご紹介しているのはイオンシネマ板橋店のプランですが、他のイオンシネマ店舗でも実施可能です。
メディアミックスを実施したいがどのような媒体が適しているか、どのような場所で展開していくべきか等、お悩みでしたらぜひアドクロにご相談ください。
アドクロの「メディアプランサポート」では、貴社の商材・サービスに適した、複数媒体を用いたPRのご提案も可能です。
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まとめ
複数のメディアを使ってPRすることで、より多くのユーザーへ、より効果的にアプローチできます。予算に合わせて実施できる広告プランも多いので、ぜひ実施したいPRに合ったメディアを上手く組み合わせてみてくださいね。
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