①中吊り
中吊り広告は電車車内の天井部よりポスターを吊り下げるタイプの広告です。
どの場所からも目につきやすく電車広告の中でも視認性に優れた注目率の高い媒体です。
混雑時でも広告を遮ることなく視認できる位置にあるため、高い訴求が可能です。
サイズはどの鉄道会社も共通してB3サイズとなります。
②ドアガラスステッカー
車内出入り口ドアのガラスへ掲出されるステッカー広告です。
乗降時には常に人が溜まり、視認性の高いステッカー広告で幅広く訴求できます。
広告媒体への接触チャンス(乗降の際)が多く、また長期間掲出(1か月以上)する事がほとんどで高い広告訴求効果も期待できます。
③ドア横ステッカー
ドア横部にステッカーを掲載する広告商品です。
小スペースながら掲出期間が1ヵ月なので、反復訴求されます。
乗客の目の高さに位置することから、注視度が高いのがメリットです。
④ドア横ポスター
ドア横ポスター広告は、電車内のドア横に設置されるポスター型の電車広告を指します。
設置される場所は、電車利用客が出入りするドア横付近で、かつ電車内で立っている乗客から座っている乗客まで目に入りやすい位置のため、電車利用者の目に留まる可能性が高く、交通広告の中でも非常に人気の高い広告メディアです。
⑤窓ステッカー
電車内の窓に貼り付けられるステッカータイプの広告です。
高さも目線に近いところにあるため、視認性に優れています。
他社の広告と横並びになることがなく、掲載場所が少ないことから希少性の高いメディアです。
掲出期間は1ヶ月と長めに設定されているケースがほとんどで、反復訴求による深いブランド浸透が可能になります。
⑥窓上ポスター
車内上部の荷物置き場がある網棚付近にポスターを掲出する広告メディアで、電車広告の中でも比較的掲載期間が長く設定されております。
座席またはつり革につかまっている状態で目線の範囲にくるため自然と目に入ります。
2週間〜1ヵ月単位と掲出期間が長いことから、電車広告の中では中長期的なプロモーションに向いている媒体です。
⑦サイドステッカー
サイトステッカーは連結部分などのドアの両脇に貼り付けられるステッカータイプの広告です。
高さも目線に近いところにあるため、視認性に優れています。
他社の広告と横並びになることがなく、掲載場所が少ないことから希少性の高いメディアです。
⑧ツインステッカー
ドアの窓上部分に2枚1組で掲出されるのがツインステッカーです。
左右同じデザインにしてインパクトを出すことや、左右別のデザインにしてバリエーションをもたせたり、工夫ができるメディアです。
降車時に多くの人が認識する人気の枠です。
⑨つり革広告(アドストラップ)
つり革広告(吊革広告、アドストラップ)は電車内のつり革部分の広告です。
乗車率が高い朝や夜のラッシュ時、立って乗車される方はほぼ確実に目線の中に入るので、広く認知を広げる意味ではお勧めです。
つり革は路線により形が異なり、それぞれの特有の形を自社商品・サービスと掛け合わせた広告展開をされている企業も多く、オリジナリティで注目を集めています。
⑩電車内サイネージ
ドアや窓の上部に設置されているモニターを使ったデジタルサイネージの枠です。
天気やニュースなどの合間に広告が流れるため注目を集めやすく、また動画により多くの情報を伝えることができるため、信頼獲得・商品サービスの深い理解を訴求することができます。
多彩な表現が可能なので、ブランディングにも優れています。
ドア上ポスター
電車内に掲出する額面広告です。
乗客が見上げる好位置に設置され、注目率の高い媒体です。
ブランド浸透や商品認知に高い効果を発揮します。
車体広告(電車ラッピング広告)
電車の前面や側面のスペースを利用して掲出する広告です。
電車の外側をジャックできる広告で、別名「電車ラッピング」とも呼ばれます。
駅のホームで電車を待つ人や、電車が走る周辺に居合わせた人々へ向けて訴求できる広告で、見た目のインパクトから高い注目を得られます。
貸切(電車ジャック広告)
トレインジャック(電車ジャック広告)は、1編成を広告主が独占して利用できるメディアジャックです。
鉄道会社によっては、部分的な貸切も可能で、電車内のすべての広告を貸切るものから、人気の高い中吊り広告のみを貸切るものなど、予算や目的にあわせてさまざまなプランが用意されています。