高学歴、高収入の象徴的存在である弁護士。日本国内の資格の中でも最難関の一つとも言われる司法試験に合格し、司法修習生として1年間の修習を経てはじめて名乗ることが出来ます。
取り扱う案件は、テレビニュースになるような刑事事件から、企業間の訴訟、民間の離婚まで様々。大手の弁護士事務所に所属する方もいれば、個人事務所で地元に根ざした活動をサれる方も多く、弁護士から政治家に転身する方も多く見られます。
普段は激務に追われる弁護士先生ですが、その分当然収入は高く、富裕層をターゲットとした商品やサービスをお持ちの方は、広告ターゲットとしたい職業の一つだと思います。
弁護士の数
日本弁護士連合会の統計によると、2019年時点での弁護士数は41,118人。2000年当時が17,126人でしたので、約20年で2.4倍になっています。これは2000年代前半に行われた司法改革の影響で、司法試験の合格率が上昇したためです。
女性弁護士の比率も増えており、2000年当時は8.9%だったのが、2019年では18.8%。人数では約1500人から7,700人と大幅に増えています。弁護士=男性という図式は、少しずつ替わりつつあります。
弁護士の年収
日弁連による2018年版弁護士白書によると、弁護士の平均年収は2143万円。弁護士登録数が急激に増えており、若手弁護士の割合が増えているため、以前に比べて減少はしているものの、それでも他の職種に比べては高い水準です。 また、当然ですが、弁護士の経験年数が増えるほど、平均年収は増える傾向にあり、 10年以上15年未満:2237万円 15年以上20年未満:2962万円 20年以上25年未満:3469万円 25年以上30年未満:4699万円 とピークを迎えます。
弁護士向けによく広告出稿される商品・サービス
そんな、高収入な弁護士向けに広告出稿されるサービスの中で、多いものをピックアップしました。
1、不動産関連
まず人気なのは、やはり不動産関連です。高級分譲マンションや、投資用不動産の広告は非常によく見かけます。労働時間も長く、日中は多大なストレスに晒される為、ご自宅の空間を大切にされている方が多いのかもしれません。
2、高級自動車
メルセデス・ベンツやBMW、レクサスといった高級自動車の広告も数多く見られます。ステータス的な部分もありますが、事故に強い頑丈な車体を求めて高級外車を求める弁護士先生も多いようです。
3、金融関連
資産をお持ちの方が多いので、クレジットカード(プラチナなど)や資産運用関連の商材も多く見られます。
他にも、法律書などの書籍はもちろん、結婚相談所やワインなど、富裕層をターゲットとした幅広い広告が見られます。
弁護士にアプローチできる広告媒体
広告検索サイトアドクロで取り扱う中から、弁護士向けにオススメのメディアをピックアップしました。ターゲットがほぼ弁護士に絞られているため広告媒体としての単価は高めですが、一度気に入ればリピート利用が見込めるLTVが高い方々なので、高単価または、継続利用が見込める商材・サービスをお持ちの方には非常におすすめです!
まとめ
弁護士という職業の特徴や年収などについての解説と併せて、弁護士向けの広告をご紹介しました。
弁護士向けの情報誌が多いことから、法改正や弁護士事務所の経営など、弁護士が様々な情報にアンテナを張っていることがわかります。これらの特徴をしっかり抑えて、効果的な広告展開を実現していきましょう。