Indeed Japan株式会社は、転職を主目的とした離職の動向に関する調査結果をまとめました。
2023年の自発的離職率は2012年上半期比で17.6%上昇し、特に40代前半では54.8%の大幅な上昇が見られました。
この結果は、労働市場の流動性が高まり、労働者がより良い仕事を求める傾向が強まっていることを示唆しています。
また、ミドル人材の転職が増加しており、特に20代後半と40代前半の離職率の上昇が顕著です。
Indeed Hiring Labエコノミスト青木雄介は、労働者が以前よりも良い就業機会を見つける自信を持っていると分析しています。
調査概要
- 調査・分析主体:Indeed Hiring Lab
- 調査・分析対象期間:2012年(1〜6月)〜2023年(1〜6月)
- 方法:厚生労働省「雇用動向調査」のデータをもとに「自発的」離職率を回帰分析により推計