株式会社テレビ東京および株式会社テレビ東京コミュニケーションズでは、自社が提供する動画配信サービス「ネットもテレ東」、「テレビ東京ビジネスオンデマンド」において、AppsFlyer Japan株式会社が提供する広告効果測定ツール「ピープル ベースド アトリビューション」の導入を発表しました。
「ピープル ベースド アトリビューション」はAppsFlyer Japan株式会社が抱える84億以上のデバイスのデータベースを軸に、異なるデバイスの履歴を一つのユーザージャーニーに沿って統合することで、顧客のライフタイムバリュー(顧客生涯価値)の向上を実現させる広告効果計測ツールです。
チャネルを問わない消費者行動の把握により、より顧客のニーズに合ったマーケティング施策が推進できると考えられています。
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ビズ美
ちゃん -
なんだか…難しい話だね。
テレビ東京がネットで配信している番組の効果測定を始めたっていうことだよね?
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ビズ子
ちゃん -
聞きなれないカタカナが多いからね(笑)
ざっくり言うとそういうことなんだけど、どこがわかりにくいかな?
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ビズ美
ちゃん -
まずこの動画配信サービス、かな。
YouTubeとかみたいなことをテレビ東京がやってるってこと?
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ビズ子
ちゃん -
そうだね。テレビ東京のこのサービスはNetflixテレビ東京版みたいな感じかな。
放送終了後の番組とかが無料でPC、スマホ、タブレットから視聴できるサービスだね。
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ビズ美
ちゃん -
なるほどね!
あとはこの「ピープル ベースド アトリビューション」かな?
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ビズ子
ちゃん -
確かに説明がすごく難しいツールではあるんだけど…
どの端末で見た広告が購入とか視聴とかの最終行動に結びつきやすいかっていうのを人ごとにチェックできるツール、みたいな感じかな。
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ビズ美
ちゃん -
うーん…なるほど…。
Aさんはスマホで見た広告で動画配信サービスを見たけど、そのサービスを見たことで有料版を購入して…みたいな話ってこと?
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ビズ子
ちゃん -
そうだね。普通は「スマホで広告を見た人が何人」「配信サービスから購入した人が何人」みたいな感じで集計するんだよね。
でもこのツールを使えば、そのスマホで広告を見た人も購入した人も
同じAさんだよっていうのがわかるっていうことみたい。
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ビズ美
ちゃん -
何となくわかってきたよ!
でもそれって今までの集計と何か違うメリットがあるの?
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ビズ子
ちゃん -
このAさんの場合だと、
スマホで広告を見たっていう部分がなければ成果に結びつかないじゃない?
今までの集計だと最終的に購入を後押しした配信サービスだけが評価されちゃうからね。
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ビズ美
ちゃん -
そっか!
何がどういう動機になったかっていうのがわかりやすいってことなのね!
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ビズ子
ちゃん -
そうそう。このツールを使えば今までより視聴者の声が見えてくるんじゃないかな。
企業としてはその声を拾い集めてマーケティング施策を考えるっていうのが大事だからね。
テレビ東京では、多様化するニーズに答える形で、リアルタイム視聴に加え、web・アプリなどで一週間の見逃し無料配信や定額見放題サービスなどを拡充してきました。接触チャネルが増える一方で、消費行動も複雑化し各消費者の獲得経路が把握しづらいという課題を抱え、今回の消費者一人一人の行動を詳細に把握できる「ピープル ベースド アトリビューション」の導入に至ったそうです。
導入に際してマーケティングを担当する株式会社テレビ東京コミュニケーションズの今田智仁は「ユーザー獲得経路の可視化は必須であり、人単位で計測できるPBAをアナリティクスに活用していきたい。」と語っています。
配信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000016963.html
(編集:ビズパ編集部)