埼玉高速鉄道株式会社は、株式会社NTTドコモ、株式会社ビズライト・テクノロジー、株式会社LIVE BOARDの3社と提携し、環境変化に応じて掲載内容を変更できるデジタルサイネージ、ダイナミックDOOH事業の推進を行っています。
車両内へのダイナミックDOOH設置は世界初の試みで、2019年11月中旬から埼玉高速鉄道車両内にデジタルサイネージ「ダイナミックビークルスクリーン」設置を開始、2020年4月には全車両への設置を完了し本格的に営業を開始しています。
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ビズ男
(初心者) -
なんだかすごそうですね!
ところでDOOHはデジタルサイネージの一種なんですよね?
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ビズパ
先生 -
DOOH(Digital Out Of Home)はデジタルサイネージでOOH(Out Of Home)家庭外で接触する広告媒体の一種でもあります。
DOOHは交通広告、屋外広告やリテールショップなどに設置されたデジタルサイネージを使った広告媒体のことを指します。
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ビズ菜
(ベテラン) -
私たちが普段目にするデジタルサイネージ=DOOHという認識でOKですね。
環境変化に応じて内容を変更できるっていうところがポイントですよね。
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ビズ男
(初心者) -
環境変化に応じてって言うと…。
気温が高いからプールの宣伝を…とかっていうことですか?
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ビズパ
先生 -
そういうことも可能にはなりますね。
今回のDOOHでは社内の混雑状況などを把握したインプレッション販売型の広告表示が可能な点も特徴です。
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ビズ男
(初心者) -
インプレッション販売型…?
混雑状況の把握ができる点はわかりました。インプレッション販売について詳しく聞いてもいいですか?
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ビズパ
先生 -
インプレッション販売型の広告は視聴された数に応じて料金を請求する広告モデルです。
デジタルサイネージに搭載されたカメラなどで匿名での乗客数、性別、年代などの情報を得ることでこの広告モデルが実現します。
ダイナミックビークルスクリーンでは、車両内のデジタルサイネージや、ドコモの携帯電話ネットワークの運用データを基にした人口統計「モバイル空間統計(R)」などのデータを利用することで、温度や湿度、混雑状況や乗客の性別、年代などの車両内の情報を収集することが可能です。
収集した情報をデジタルサイネージに搭載されたエッジAIで解析、特定の個人を識別せずに乗客の広告接触状況を計測することで、日本初のインプレッション販売型のDOOH広告の配信が実現しました。
ドコモのLTE回線を使い車両外の情報をリアルタイムに取得するため、ゲリラ豪雨などの天候情報や、災害発生時に緊急情報を表示したりするなどの情報提供にも利用が可能です。今後は5G回線の普及を見据えた実証実験なども検討されています。
配信元:https://www.atpress.ne.jp/news/198333
(編集:ビズパ編集部)
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