米国ニューヨークに本社を構えるIntegral Ad Science(インテグラルアドサイエンス)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で消費者のネット利用がどのような変化を見せたかを調査、企業の広告宣伝活動の対策レポートを無料公開しました。
出典:Integral Ad Science
ビズ男(初心者)
新型コロナの感染拡大を受けてニュースに関する感度はかなり上がりましたよね。
みんなも積極的に情報を得ようとしている姿勢が見えますね。
ビズパ先生
69%もの人がインターネットを活用して新型コロナ関連の情報収集を行っていると回答したそうです。
ビズ男さんの言うようにニュースを見る時間が長くなったとの回答も71%とかなり高い回答率となりました。
ビズ菜(ベテラン)
長引く外出自粛の影響で積極的に行動しないと情報過疎になりかねなかったですからね。
私が気になるのは54%の人が閲覧するコンテンツに変化があったということです。
ビズパ先生
趣味の時間に行っていたネットサーフィンの内容が新型コロナに関する情報収集へと変化した、ということでしょうか。
新型コロナウイルス関連のコンテンツへの広告出稿に対する意識調査も興味深い結果になっていますね。
出典:Integral Ad Science
新型コロナウイルス関連のコンテンツでの広告表示について、出稿企業に対する好感度に変化はないと回答した人は69%となり、約3割に人があまり好意的でないことも判明しました。
新型コロナウイルス関連のコンテンツに対する広告表示に対する意識調査では、「広告を表示するのにふさわしくない」という回答が22%、「広告が表示されたとしても気にしない」が35%、「広告を表示するのに適しているかどうかはブランドによる」は43%となり、広告企業や、広告内容によっても意見が分かれるということがわかりました。
ビズ男(初心者)
露出が増える分、出稿企業としては広告表示の確率は高くなりますよね。
ですが、広告宣伝は自粛するべき、といった風潮も少しありましたよね。
ビズパ先生
そうですね。
一概に広告表示がネガティブに捉えられるわけではなく、消費者もその内容を見て是非をジャッジしてくれているようですよ。
ビズ菜(ベテラン)
広告表示がふさわしくない広告には外出を促すものが多いですよね。
反対に表示されるべき広告としては必要な情報や、外出自粛期間中に有益となる情報が掲載されている広告が多いようです。
ビズパ先生
消費者がネガティブな感情を抱く広告としては旅行・不動産が回答率が多く、ポジティブな広告は政府・ヘルスケア・飲食料などとなっています。
みなさんが真面目に外出自粛に協力し、かつ、自身で情報収集を積極的に行っている姿勢が見えますね。
配信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000014440.html
(編集:ビズパ編集部)