Topics①:コスメデコルテ パープルリボン広告
阪急大阪梅田駅にて展開された『コスメデコルテ』の大型広告です。
『コスメデコルテ』は株式会社コーセーのハイプレステージブランド。今回の広告は2024年11月1日に数量限定で発売された「コスメデコルテ リポソーム アドバンスト パープルリボンセット2024」のPRとして掲出された広告となっています。
このシリーズはコスメデコルテが内閣府の「女性に対する暴力をなくす運動」に賛同し、独自の取り組みとして立ち上げた「コスメデコルテ パープルリボンプロジェクト」の一環として発売されました。
パープルリボンには、アメリカで生まれたパープルリボン運動にちなみ、「女性に対するあらゆる暴力をなくしていこう」というメッセージが込められています。紫を基調とした上品なクリエイティブが目を引く広告となっています。
Topics②:USJ クリスマス広告
阪急大阪梅田駅にて展開されたユニバーサルスタジオジャパン(USJ)のクリスマス広告です。
2022年からUSJで開催されているイベント「NO LIMIT! クリスマス」の広告で、インパクトのある赤と青の背景が特徴的です。
「乗りに乗れちゃうクリスマス!」や「あげて落としまくるクリスマス!」といった気分が盛り上がるコピーの横にはUSJの人気アトラクションの写真が掲載されており、思わずUSJに遊びに行きたくなるような、USJの魅力が詰まったクリエイティブでした。
この広告キャンペーンは東京都内でも実施されるなど全国的な展開となっています。
Topics③:tower サイネージ広告
大阪駅構内にて展開された「tower タワーシリーズ」のサイネージ広告です。
「tower タワーシリーズ」は創業100年を超える老舗雑貨メーカー・山崎実業の人気ブランドで、シンプルかつモダンなデザインが特徴となっています。
広告もブランドのデザインに合わせたシンプルなものとなっており、「tower」の雑貨のある日常風景を描いていました。生活になじみやすいシンプルさと、暮らしを彩るスタイリッシュさを持ち合わせた「tower」らしいクリエイティブでした。
Topics④:GUCCI ブランド広告
大阪駅構内にて展開された「GUCCI」のブランド広告です。
クリスマスシーズンが近づくにつれブランドの広告が全国的に目立ってきています。
今回のGUCCIの広告にはアメリカのロック・バンド「ブロンディ」のボーカルを務めるデボラ・ハリーと、チェリスト・シンガーであるケルシー・ルーが登場。日常の中にさりげなくGUCCIのバッグが存在しているこの広告は高級感と上品さを感じるクリエイティブでした。
2024年11月23日にオープン予定の「グッチ大阪」についても控えめにPR。プレゼントを選ぶ人にGUCCIの存在感を効果的にアピールした広告施策でした。
Topics⑤:URBAN RESEARCH ブランド広告
阪急 大阪梅田カラムセット
阪急大阪梅田駅構内にて展開された「URBAN RESEARCH」の広告です。ブランドのカラーであるえんじ色が印象的でした。
白の背景のクリエイティブには「?」が大きく描かれ、そばを通行する人が何の広告なのか気にさせる、ユニークなデザインだったと思います。
えんじ色のクリエイティブには、「URBAN RESEARCH KYOTO」のリニューアルオープンを知らせる内容となっています。白のクリエイティブとえんじのクリエイティブを交互に配置することで、「URBAN RESEARCH」の世界観を演出していました。
今後もさらなるブランド広告の登場が予想できます。他のブランドはどんな広告を出すのか注目ですね。
Topics⑥:大阪・関西万博 サイネージ広告
大阪駅構内にて展開された、大阪・関西万博のサイネージ広告です。
広告には、万博の華である海外パビリオンの写真が並び「これが世界の本気!万博といえば海外パビリオンだ!」のコピーが目立つデザインのものや、ショーのワンシーンを映し出したものなど、万博の魅力満載のクリエイティブとなっています。
観光客も多い大阪駅という場所での広告掲出は、地元の人だけでなく、大阪を訪れた旅行者にもアプローチすることを目的としているのではないでしょうか。多くの人の注目を集めたサイネージ広告でした。
編集部から一言
11/4週で印象的だったのが、USJのクリスマス広告です。
「乗りに乗れちゃうクリスマス!」「あげて落としまくるクリスマス!」などに大胆な表現を採用。特に印象的なのは、赤と青という強いコントラストの配色と、アトラクションの躍動感あふれる写真を組み合わせたインパクトあるビジュアルです。クリスマスシーズンを「思い切り楽しむ」という価値観を表現しているように感じました。
また、11月に入ってからブランド商品や化粧品等の広告をよく見るようになりました。クリスマス・年末年始の需要期に向けた動きが活発化してきそうな印象があります。