アドクロ編集部がお届けする今週の新宿OOH Report。今週新宿で展開された広告で、抑えておきたい広告事例をピックアップしていきます。
Topics①:雪肌精のメトロプロムナードジャック
新宿駅地下連絡通路のメトロプロムナードにある主要大型枠を雪肌精がジャック。先週は渋谷駅で大型広告が展開されていたので2週連続の展開となります。
「新しい美白のカタチ、はじまる。」というコピーを中心軸に置きつつ、テキストが少なめでシンプルなデザインの広告。スーパープレミアム4枠(4面)、ツインボード3枠(6面)、MCV1枠(1社単独放映)と主要枠全てで同時展開することで存在感を高めていました。
Topics②:メルカード「みんなの #今年はあれ買ってこれしたい」
同社が展開する春の新生活を応援するキャンペーン「メルカリクーポン祭」「春の半額祭」にちなんで展開された広告。1月にメルカリ公式Xで実施した「#今年はあれ買ってこれしたい」投稿募集キャンペーンで投稿された内容の一部がクリエイティブに掲載。
「おもちゃのアヒルをたくさん買って琵琶湖に浮かべたい」「時間を買ってゆっくりしたい」などのメッセージが各ポスター1枚に1つ掲載されており、企画に参加したユーザーを巻き込むことで認知獲得に繋げていた施策です。
Topics③:サントリーJIMBEAM「JIMハイ」
新宿駅の柱型サイネージで実施されたJIMBEAMの広告。2月、3月と都内各所でアルコール飲料の広告と多数遭遇していますが、今週はJIMBEAMの広告が多数展開されていました。
こちらのサイネージでは1社ジャックで放映され、シーンごとに切り替わるクリエイティブとなっていました。著名人を多数起用することで、それぞれのファンが発見報告をSNS上で投稿、UGC獲得に繋げていました。
Topics④:劇場版ハイキュー ゴミ捨て場の決戦
2月から上映されている同作の広告が新宿駅で配信されていました。原作漫画は2020年7月に終了していますが人気は根強く、ファンの方がスマホのカメラで広告を撮影している様子が印象的でした。
ウォール456が設置されている新宿駅東西自由通路は天井が低い事もあり、音がとどまりやすく迫力が出やすい点が特徴です。ここ最近では動画配信サービス、ドラマやアニメなど映像コンテンツの広告が多数出稿されています。臨場感のある動画につい足を止めてしまいました。