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逆説で選ぶキャリア、挑戦を楽しむ人生の指南書 | 福岡航
逆説のスタートアップ思考 著者 / 馬田隆明
大学生4年生でこの書籍に出会い、スタートアップを志したきっかけの一冊です。
「不合理なアイデアこそ合理的」という視点や、小さな市場を独占しながら徐々に広げる戦略、そして少数の熱狂的な支持を得るプロダクト設計といった逆説的なアプローチが強く印象に残りました。同時に、成功には運や偶然性が重要な要素であり、それをいかにコントロールするかが鍵であるという学びもあり運にもコントロールできる部分があることを知りました。
特に終章で触れられた「逆説のキャリア思考」は、これからの生き方を見直すきっかけとなっています。キャリアをスタートアップ思考で捉え、偶然性や不確実性を受け入れる柔軟な姿勢や、安定と挑戦を両立させる重要性を得る機会となりました。
結論として「スタートアップは安易にお勧めできない」と警鐘を鳴らしながらも、「やりたいことはやってみないと分からない」というメッセージを通じて、行動を起こすことの大切さを伝えています。私自身、この逆説的な考え方を取り入れ、選択の局面に立った際には難しい方を選ぶという指針を立てキャリアをスタートしたのを覚えています。
ぜひ、新しい価値観やスタートアップを志す方に読んでいただきたい一冊です。
だから東大生は「スタートアップ」を学んでいる
爆発的成長を遂げる組織を指す「スタートアップ」。起業や新規事業が求められる今、その方法論は高い価値を持ち、「日本が健全な社会を維持するために不可欠」と著者は主張する。なぜ今スタートアップが必要とされるのか? なぜ東大生はそれを学んでいるのか? 今こそ逆説的で反直観的な思考法で革新せよ! 孫泰蔵氏推薦。
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