Topics①:ABEMA「INFORMA(インフォ―マ)」の広告
新宿駅構内にて展開された、ABEMAで配信されるドラマ「INFORMA」の広告です。
11月7日より配信スタートするこのドラマは、主演の桐谷健太さんが謎の情報屋を演じるクライムサスペンス。第1シーズンは2023年1月に放送されており、今回はその続編となります。大型広告とサイネージ広告で新宿駅構内をジャックしていました。
広告には劇中に登場する個性豊かな登場人物たちが登場。物語を表現する「生きるか、知るか。」というコピーも存在感を放っています。桐谷健太さんの目元のアップのクリエイティブは、中央の「見てるで。」のコピーがドキッとさせるデザインとなっていました。
豪華キャストという点もこのドラマの魅力の一つでもあるため、キャスト陣が並ぶクリエイティブは多くの通行人の興味を引いたのではないでしょうか。
Topics②:漫画「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」の広告
新宿駅構内にて展開された、漫画「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」の広告です。
この漫画は食べることが大好きなOL・もちづきさんが食べ物をドカ食いするグルメギャグ漫画です。今回の広告では、1巻発売をPRしていました。
漫画の世界観をそのまま表現したクリエイティブで、読んでみたくなるコミカルなシーンの数々が描かれていました。
広告はピールオフ広告になっていて、実物大の千切りキャベツ風フライヤーが貼り付けられていました。それを剥がしていくと、もちづきさんの“ドカ食い”シーンの数々が出現するという仕掛けでした。
もちづきさんが深夜のコンビニで高カロリーの食品を爆買いするところを同僚に見られそうになり、慌ててカゴの中の高カロリー食品を千切りキャベツで隠すという「恥に蓋ができる千切りキャベツ」を広告で表現していました。クスっと笑えるユニークなピールオフ広告でした。
Topics③:DMMオンラインクリニック「おうちAGA」の広告
新宿駅構内にて展開されたDMMオンラインクリニック「おうちAGA」の広告です。
スマホ・PCで、医師の診療が受けられる新しいAGA治療のサービスで、広告にはアンガールズの田中卓志さんが出演。「スマホで、おうちAGAしよう。」のコピーとともに、スマホで気軽に診察を受ける田中さんがズラリと並ぶ、インパクト抜群のクリエイティブでした。
AGA治療を受けたいと思っても、通院して直接診察してもらうことに抵抗がある人にとってはうれしいオンライン診療。サービスの認知度向上や、利用しやすさのアピールなど、様々な効果が期待できる広告だったと思います。
Topics④:Amazon Prime Video「ルックバック」の広告
新宿駅構内にて展開された、Amazon Prime Videoのアニメ映画「ルックバック」の広告です。
「ルックバック」は「チェンソーマン」で知られる漫画家の藤本タツキ氏原作のアニメ映画。11月8日より世界独占配信されることをPRする広告となっています。
サイネージ広告で新宿駅南改札コンコースをジャックするように実施された大規模な広告キャンペーンで、多くの人に「ルックバック」という作品についてアピール。作品の魅力が存分に込められたサイネージ広告で、作品を見てみたくなる人は多かったのではないでしょうか。
Topics⑤:FC町田ゼルビア vs FC東京の広告
新宿駅壁面広告
新宿駅構内にて展開された、FC町田ゼルビア vs FC東京の広告です。
この広告はFC町田ゼルビアが掲出したもので、11月9日に行われる対FC東京戦の広告となっています。2024シーズンに初めてJ1に昇格したFC町田ゼルビア。現在J1リーグ3位となっており、J1優勝も視野に入っている状況でのFC東京との試合ということもあり、広告キャンペーンにも力が入っていました。
「夢を“夢のまま”で、終わらせてたまるか。」という沸き上がる闘志を感じさせるコピーが印象的なクリエイティブ。J1優勝という“夢”を夢のままで終わらせないという、選手やサポーターたちの熱意を感じさせる熱い広告でした。
Topics⑥:応援広告
今週の新宿駅構内では、数多くの応援広告が見られました。
編集部で確認した応援広告をご紹介します。
アーティスト・俳優の酒寄楓太さんの誕生日広告です。
11月4日に20歳の誕生日を迎えた酒寄さんをお祝いする応援広告が掲出されていました。
ボーイズグループ「OCTPATH」のメンバーである太田駿静さんの応援広告です。
「福岡のスマイルモンスター」というキャッチコピーとともに、メンバーカラーの紺が目立つ、ポップなデザインでした。
ガールズユニット「iScream」のRUIさんの応援広告です。
こちらも誕生日広告となっています。バラと赤いリボンで上品な雰囲気漂うクリエイティブでした。
YouTuberグループ「にじさんじ」の葛葉さんの応援広告です。
Z世代を中心に絶大な人気を誇っているバーチャルYouTuberで、駅構内にはファンによる様々な広告が掲出されていました。
葛葉さんの応援広告の隣には『BanG Dream!』に登場するバンド「夢限大みゅーたいぷ」の千石ユノさんの応援広告も。カラフルな花束を手に持った優しい雰囲気のクリエイティブとなっていました。
編集部から一言
今週もインパクトのあるユニークな広告が多数登場しました。
「INFOMA」と「ルックバック」の広告は新宿以外のエリアでも実施されていました。動画配信サービスでの動画視聴が人気となっている今、ABEMAもAmazon Prime Videoもかなりの力の入った広告展開でした。
「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」のピールオフ広告は漫画の世界観を上手く表現していました。「恥に蓋ができる千切りキャベツ」という斬新なピールオフ広告でしたが、それを剥がしていくことで見えてくるもちづきさんの本性が面白く、漫画を読んでみたいと思わせる広告だったと思います。
FC町田ゼルビアの広告は、試合のPRだけでなく、チームやサポーターの気持ちも盛り上げる、想いの込められたクリエイティブでした。J1に昇格し、優勝争いをするまでに成長したFC町田ゼルビアの今後が楽しみになる広告でした。