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毎年正月に読み返す、人格を磨く重要性を説いた一冊 | 今井悠人
完訳 7つの習慣 人格主義の回復 著者 / スティーブン・R・コヴィー
人生において普遍的な原理原則が体系的にまとめられている本です。テクニックやスキルを磨くのではなく、まず人格を磨く重要性を説かれています。
ビジネスはもちろん、プライベートでも役立つ、私がこれまで読んだ本の中で最も影響を受けた書籍です。毎年正月に読み返しています。
おすすめポイントは全て。とお伝えしたいくらいですが、私が特に学びになった内容は、第1の習慣「主体的である」の中の「刺激と反応の間には選択の自由がある」です。
例えば以下のような刺激と反応はよくあるものですが、これらは刺激に対して反応的になってしまっている典型例です。こんな状態が恒常的であれば、回りの環境で感情や行動が左右される、反応的な人生になってしまうでしょう。
・仕事でミスをして→落ち込む
・部下がミスをして→腹を立てた
刺激に対して反応せず、自分で感情や行動を選択できることに気づければ、常に自分の価値観に従って行動できる主体的で自由な人生を送れるきっかけになるはずです。状況から生まれる一時的な感情の結果ではなく、価値観に基づいた自分自身の選択をすることが重要です。
「私たちは自分の身に起こったことで傷つくのではない。その出来事に対する自分の反応によって傷つくのである」
私はこの本で、自分の不幸を状況や条件づけのせいにする、愚かさに気づくことができました。
全世界4,000万部、国内250万部を超えた『7つの習慣』が21世紀訳として登場!
『7つの習慣』は人生哲学の定番として、世界中の人々に、長きにわたって読み続けられ、親しまれてきました。
今回スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に、『7つの習慣』が本来持つ「人格主義」に基づき、原書に忠実に訳し直しました。よりわかりやすく、理解しやすい完全訳として、豊かな人生を望むすべての人にお届けします。
ビジネス環境や社会が複雑になり、先行き不透明な時代な今こそ、ビジネスや人生の進むべき方向を示すコンパスの有無が問われています。人格と原則に基づいた『7つの習慣』は、ビジネス書の枠を超えて人生のコンパスとなり、最も大切なことの継続的な実現を支援します。
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』は、かつて「7つの習慣」を習慣化できなかった方はもちろん、初めて読む方にとっても、砂に水が染み込むように心に染み入ることで着実に習慣化できます。人生のパラダイム転換を引き起こし、個人、家庭、ビジネスのすべてにおいて勝者となり、心の底から満足できる人生を送ることができるはずです。
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