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“なんかいい”からの脱却 成功を生む思考法 | 山内正之
広告コピーってこう書くんだ!読本 著者 / 谷山雅計
「なんかいいよね」って言葉はプロ失格!
この本を読んで胸に刻みました。
「この店、なんか落ち着く」
「あの人、なんとなく合わない」
こんなこと、よく言っちゃいますよね?
でも、「なんか」「なんとなく」をやめて
「なぜ落ち着くのか?これこれこうだからじゃないか?」
「なんで合わないのか?こういう人だからじゃないか?」
こういう”なぜ”を考える癖をつけないと「モノのつくり手」にはなれません。
と、この本で教えてくれます。
ここからは私の考えなのですが
”なぜ”を考える癖は「モノのつくり手」だけじゃなく、全ビジネスマンに必要だと思います。
例えば自社の商品を企画する際、
「いま〇〇がZ世代に人気だからウチでもやろうよ」
こういうことありますよね?
そこで「なぜZ世代に人気なのか?」を掘り下げることで
人気の本質的な部分を見つけ、自社の強みと掛け算することで独自性のあるものが生まれます。
逆に”なぜ”を考える癖がないと
ただ人気を真似しただけでなんの特徴もない、顧客に刺さらない失敗作ができあがります。
さらに失敗した後も「宣伝方法が間違っていたのか?」などと掘り下げず
「運が悪かった」「担当者がダメだった」と他のせいにしてしまいます。
そうなると失敗で得た経験が生きず、同じ失敗を繰り返してしまいます。
これ以外にもたくさんの金言が載っているこちらの本、ぜひご覧ください。
コピーライティングのベストセラー教本、待望の増補新版!
2007年に発売された広告コピーのロングセラー書籍『広告コピーってこう書くんだ!読本』が、増補新版になってカムバック!旧版の内容に加えて、2020年代の視点から本書の内容を振り返った「後日談」を増補し、デジタルやSNS時代のコピーのあり方についても言及したものになっています。
これからコピーライターを目指す人たち、すでにプロとして奮闘するコピーライター、そしてSNSや企業のPR担当などあらゆる情報発信に携わる方が、「人に伝わる」「伝える」広告コピーを書くためのプロのエッセンスを学べる一冊です。
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