駅貼りポスター | 広告費用や事例、到達率など

駅貼りポスターとは、駅内のポスターボードに貼り出す広告のことで、駅を利用する幅広い人々に向けてアプローチできます。通勤や通学で駅を利用する人にとっては、駅貼りポスターを毎日目にすることで広告の印象が残りやすく、より高い効果が期待できます。また、目線の高さに駅貼りポスターを設置することで視認性を高めたり、複数枚の駅貼りポスターを設置して注目しやすくしたりと、さまざまな工夫も可能です。

今回は駅貼りポスターの特徴や料金体系、成功事例をご紹介します。

駅貼りポスターとは?

駅貼りポスターとは、その名の通り駅構内に貼り出すポスター広告のことです。ポスター1枚から展開が可能でコストをかけずにできる点から、交通広告の中でも比較的利用しやすいメディアと言われています。

駅貼りポスターは、広告を打ち出す駅を利用する人々に向けて訴求が可能。駅のホーム上やホームと改札を結ぶコンコースなど、毎日の通勤や通学で駅を利用する人が通る場所へ広告が設置されるので、視認効果が見込めます。



駅貼りポスターは大きく分けて2種類に分類されます。1つの駅に1枚から展開できるのが「単駅貼りポスター」。対して、複数枚のポスター展開や、複数駅またいでポスター展開できるのが「セットポスター」です。

単駅貼りポスターは、基本的には駅構内にある複数のポスターボードの中から好きな場所を選んで広告を設置できます。期間は大体1週間からで、設置時期の指定も可能。例えば、お店のオープンやイベントの開始日にあわせて駅貼りポスターを設置することで、より効果に繋がりやすくなるでしょう。あまり費用をかけたくない場合は、駅貼りポスターを設置する駅をターゲット属性にあわせた駅に絞るのも1つの手です。

セットポスターは各電鉄から「都内5駅セット」などのセット商品が販売されていることが多いです。セットポスターは複数駅に広告展開するため、広範囲なキャンペーンに向いています。乗車駅と降車駅2か所に同じ駅貼りポスターがあれば、目にする機会が増え、より乗客の印象に残りやすいでしょう。また、1つの駅に何枚も同じ広告を設置することで、インパクトが高い広告になります。

駅貼りポスター広告の特徴

通勤・通学での駅利用者の印象に残りやすい

出典:メトロアドエージェンシー-駅メディア(東京メトロ広告効果調査)

東京メトロの交通メディアを扱う媒体社「メトロアドエージェンシー」が行った駅貼りポスターの注目率に関する調査によれば、駅貼りポスターに対して「細かい文字まで見た」と回答した人が5.5%、「写真・絵・大きな文字だけ見た」が19.5%、「見たような気がする」が4.4%の結果になっています。

性別・年代別で見ると、15歳~19歳が男女ともに注目率が高く、「男性15歳~19歳」の駅貼りポスター注目率が38.3%、「女性 15歳~19歳」が44.1%になっています。調査結果から、通学や通勤で駅を利用する頻度が多い10代~20代の方が、駅貼りポスターに注目していることがわかります。


広告を設置する駅によって効果が異なる

出典:都営交通広告メディアガイド2021

「都営広告交通メディアガイド2021」によれば、駅貼りポスターの推定広告到達率は71.0%という結果になっています。


駅貼りポスターで効果を出すには、どの駅に広告展開するか、どの期間で広告展開するかが非常に重要なポイントです。もちろん、利用者が多い駅に広告を設置すれば、それだけ広告を見てもらえる可能性が高いです。利用者が少ない駅でも、利用客がターゲット属性とマッチしていれば高い効果が見込める可能性があります。

また、基本的に駅貼りポスターの展開期間は1週間からですが、1週間ごとに違うポスターで展開することも可能です。同じサービスや商品であっても、違う駅貼りポスターで展開することで、より高い広告効果が期待できるでしょう。




駅貼りポスターのサイズと費用

駅貼りポスターのサイズは、「B0」「B1」「B2」の3種類。基本サイズが「B1」となり、「B0」は「B1」の2倍、「B2」は「B1」の半分のサイズです。


駅貼りポスターの料金は広告サイズの他、展開する駅、展開期間、枚数によって異なります。例えばJRの場合、都内で単駅貼りポスターを利用すると、B0サイズ7日間でおよそ36,000円~76,000円、B1サイズ7日間でおよそ18,000円~38,000円になります。

また、新宿や渋谷などの首都圏5駅に各駅3か所ずつ展開できる「連貼 首都圏5×3」や、首都圏主要6駅にそれぞれB0サイズ2枚ずつ展開できる「連貼 首都圏QR6」などのセットポスターも提供されており、料金は1,100,000円~2,000,000円ほどとなっています。

駅貼りポスターの事例

花王株式会社 食器用洗剤「キュキュット」の駅貼りポスター広告

 出典:「毎日のお弁当づくり、おつかれさまでした。」お弁当づくりの「卒業証書」をキュキュットブランドサイト・駅ポスターにて公開開始。

3月の卒業シーズンにあわせて、「卒業証書」をモチーフにしたお弁当の広告を展開しました。卒業を迎える学生にとってはお弁当を持っていく生活から卒業することになり、親にとってはお弁当をつくる生活からの卒業になる3月。新しい生活を迎える学生へのエールとお弁当づくりを卒業する親への敬意が込められています。

お弁当を卒業証書に見立てたビジュアルは一瞬見ただけでも印象に残るのはもちろん、込められたメッセージにも共感を呼ぶ広告に仕上がりました。

株式会社宣伝会議 第39期『編集・ライター養成講座』の駅貼りポスター広告

出典:新イメージキャラクターに道重さゆみさんを起用。都内の主要駅でポスター掲出スタート

イメージキャラクターに道重さゆみさんを起用した広告を作成。宣伝会議本社のある表参道や、渋谷といった都内主要駅にて駅貼りポスターを展開しました。

道重さゆみさんは、モーニング娘在籍時に自身の努力によってグループのリーダーに就任しています。一方で、講座に通う参加者は活躍の場を広げていくために1歩踏みだしていく方たち。参加者の姿と重なる人物を起用することで、より説得力のある広告になっています。

千葉県流山市の駅貼りポスター広告「母になるなら、流山市。」

出典:首都圏で大型ポスター広告を展開「母になるなら、流山市。」

千葉県流山市は10年間で人口が約3万人も増えている自治体。人口減少や高齢化社会といった問題を抱える日本国内では、30~40代の年齢人口が1番多いという珍しい場所です。

流山市では、平成22年度より首都圏駅での駅貼りポスターを実施。広告の内容について子育て世代を中心に共感の声が多く、広告が流山市転入のきっかけの1つになったという人もいます。2018年秋に実施された駅貼りポスターでは、縦1,030mm×横2,912mmの大型ポスターを採用しました。「母になるなら、流山市。」のメッセージには、「子育てをしながら、自らの特技や好きなことを活かして流山市で夢を叶えてほしい」という想いが込められています。

駅貼り広告の例




まとめ


交通広告の中でも利用しやすいメディアと言われている駅貼りポスター。通勤や通学で駅を利用する人々に向けて自然にアプローチができる他、サイズや設置個所を選べばより幅広いプランニングができます。

特に駅周辺の施設やイベントなど地元に密着した広告であれば、ターゲットが目にする確率が高く、より効果が期待できるでしょう。

駅貼りポスターを採用する際は、ターゲット属性にあわせて設置個所や枚数、期間を考えて展開するのが重要です。

首都圏の駅、電車広告をほぼ全て網羅した交通広告料金表もございます。併せてご覧ください。>2021年度版 交通広告料金表 

都内主要7駅の利用者属性や利用目的などのエリアプロフィール&人気媒体ランキングはこちら。 >都内主要7駅人気媒体ランキング&エリアプロフィール

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