株式会社朝日新聞社が新聞広告の新たな可能性の開拓に挑むべく2019年に展開した「新聞広告の日プロジェクト 朝日新聞社×左ききのエレン Powered by JINS」が、日本新聞協会が主催する「第40回新聞広告賞 新聞社企画・マーケティング部門」にて新聞広告賞を受賞しました。
このプロジェクトは、2019年の「新聞広告の日」(10月20日)に朝日新聞内の見開き2ページにオリジナルの漫画を掲載したものです。
マンガは、広告業界を舞台にクリエイターの葛藤を描いた人気漫画「左ききのエレン」をベースにしたもので、アイウエアブランド「JINS(ジンズ)」を運営する株式会社ジンズが広告主として登場。JINSが販売するレンズ「バイオレットプラス」の広告企画を巡り、主人公、朝倉光一が所属する「目黒広告社」と、企業のプロモーションやブランディングを担う「The Breakthrough Company GO(以下GO)」の2社がプレゼンで対決するという内容です。
この2社による企画案は、特設WEBページやTwitterで公開、約1週間の読者投票が実施され、より多くの票を獲得した朝倉チームの「近視の人にしか見えない広告」が2019年11月21日の朝日新聞全国版朝刊にて掲載されました。読者投票数では、2300件を超えるリツイートが行われ、合計約1000万インプレッションが記録されました。
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ビズ男
(後輩) -
新聞広告を新聞への掲載だけで終わらせず、
オンラインやSNSを巻き込んだ形で展開した「読者参加型」の面白い仕掛けですね。
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ビズ菜
(先輩) -
そうですね。
まず新聞広告に掲載することで、今回のマンガを知らない層にも広くプロジェクトを認知させた上で、WEBやSNSでさらなる拡散を狙っていくという、それぞれの媒体・ツールの特性をよく活かしたプロモーションですよね。
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ビズ男
(後輩) -
投票制にしたのも、
オンラインやSNSの特性を活かしていますよね。
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ビズ菜
(先輩) -
そうですね。
オンラインやSNSを活用した投票制にすることで、誰でもこのプロジェクトに気軽に参加することができる仕組みになっていますよね。
投票が増えることでプロジェクト自体も盛り上がりますし、投票した人も当事者意識が芽生え、結果発表まで楽しく参加してもらえるメリットがありますよね。
オフラインとオンラインを掛け合わせた面白い広告企画ですね。
配信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000922.000009214.html
(編集:ビズパ編集部)