アドクロ編集部がお届けするニュース解説。マーケティング関連で気になるニュースをピックアップし、担当者が詳しく解説します。
SNS採用マーケティング「エアリク」を運営する、株式会社リソースクリエイションは、就職活動中の学生575名を対象に、「SNS就活についての実態調査」を実施しました。
「選考に進むうえで、何を最重要視しますか?」という質問に対し、63.3%が「会社の雰囲気」を選択しました。
「就職活動中、企業アカウントを見て入社意欲はどのように変化しましたか?」という質問に対し、88%が「増した」と回答しました。
「SNSがきっかけで企業の選考を受けたことがありますか?」という質問に対して約半数が「ある」と回答しました。
考察
SNSはもはやPRに欠かせないツールへ
今回は新卒を対象とした調査レポートを取り上げていますが、SNSの与えるインパクトは非常に大きいことがわかります。
採用というくくりではいかに企業の魅力をアピールするかが重要なため、SNSとの相性は抜群と言えるでしょう。SNS媒体も文章メインのX、画像メインのInstagram、ショート動画ならTiktok、ある程度ボリュームのある場合はYouTubeなどそれぞれやりたいことに合わせて選ぶことができるため、認知獲得や販促、採用などそれぞれの目的に最適な方法を選べます。
一歩間違えると炎上によるマイナスな印象も
これだけSNSの影響が大きいということは、裏を返せばマイナスな印象も十分に与えてしまえるということにもつながります。
実際に、このSNSを通じた炎上リスクに対する対策を各企業行っており、中にはリスク回避のためにそもそもSNSマーケティング自体を抑制するという企業まで出てきています。
それほど企業全体に与える影響の多いSNSですが、上述の通りPRするのに欠かせないツールになりつつあるため、担当者のリテラシー向上の教育や過去の炎上事例などを見てできる限り上手に活用していきたいですね。