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就活支援のConnesty、都営地下鉄とOsaka Metroで1年間の吊手広告展開
株式会社アフターファイブが運営する「Connesty」(コネスティ)は、2024年より都営地下鉄浅草線・三田線・大江戸線、Osaka Metro御堂筋線にて吊手広告の展開を開始した。
今回の広告キャンペーンでは、同社のキャラクター「ぴよこ」を起用し、1年間にわたって若手求職者や企業の採用担当者へメッセージを発信する。
Connestyは、現在の採用市場における課題に着目したサービスを提供している。多くの採用ビジネスでは、高額な広告費や人材紹介費が企業と求職者双方にプレッシャーを与えており、特にSNSを通じた「正解の就活方法」という情報が、若手求職者の自由な企業探しを妨げているとしている。
このような背景から、Connestyでは独自の採用基準で選定された中小企業のみが利用できる仕組みを採用。企業側は月額固定料金でサービスを利用することができ、広告費の多寡が採用に影響を与えない仕組みを実現している。
今回の吊手広告では、キャラクター「ぴよこ」を通じて、若手求職者が自分らしく就職活動を進められるメッセージを発信。多くの利用者が行き交う首都圏と近畿圏の主要路線で展開することで、就活生や企業関係者に向けて広く訴求していく。
株式会社アフターファイブ代表取締役の髙井哲雄氏は、今回の都営地下鉄およびOsaka Metroでの吊手広告展開について、広告代理店からの提案がきっかけとなったと説明する。「当社のお客様は東京に多く、次いで大阪が多いことから、両都市での展開を決定しました。路線については、提案いただいた路線が有名で申し分ないと判断しました」と髙井氏は選定の経緯を語った。
吊手広告を選んだ理由について、「1年間という長期的なプロモーションが可能で、Connestyのブランド認知向上という私たちの目的に合致していました」と話す。「就活生や転職希望者だけでなく、大学関係者や就活生の親、さらには企業様まで幅広く想定しています。誠実に展開してきた当社のサービスに自信があり、幅広い認知向上に適していると考えました」としている。
「就活で不安を抱える学生が多い中、少しでも安心していただけるような投稿を心がける中で生まれたキャラクターです」と髙井氏。今回の広告では「疲れた人の心を明るくする」をテーマに、広告代理店と協力してクリエイティブとキャッチコピーを制作した。
「疲れて吊手につかまっている社会人や就活生の方が、顔を上げた時に『ぴよこ』が目に留まり、キャッチコピーを見てホッとしていただき、その後Connestyを検索してくれたら」と期待を寄せている。
同社は今後も、セミナーやイベントを通じて中小企業の魅力を発信し、広告のプレッシャーに左右されない、企業の本質的な魅力に基づいた採用活動を支援していく方針だ。
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