子どもをターゲットとした広告は、子どもだけでなく、その保護者であるパパ、ママ世代にも有効です。
したがって、子どもだけをターゲットにするのではなく、子どもを持つファミリー全体に向けた広告展開が効果的であるといえます。
子どもを中心としたターゲットにピンポイントでアプローチする方法のひとつに、協賛企業となり、金銭的あるいは物品の援助をする見返りとして広告掲載をしてもらうという方法があります。
この記事では、子どもを広告のターゲットにしたい場合どのようなことに気を付けると良いのか、そもそも協賛広告とはなにか、子ども向けにできる協賛広告の種類について詳しく説明していきます。
子どもを広告のターゲットにしたい場合
子どもは園児や小学校低学年、高学年など細かく分かれ、それぞれの段階で、身体だけではなく、心の特徴も大きく異なってきます。
よって、各年齢のニーズにあった広告を出稿することが重要であるといえます。
少子高齢化の影響を受けて、ひと家族当たりの子どもの数が減り、共働き世帯が増えて可処分所得が増加していることなどから、子どもひとりあたりにかける教育費は1960年代後半の2.4万円から2015年は37.1万円と約16倍に増加しています。
そうした背景から子どもやその家族をターゲットとした商品やサービスが数多く生まれていて、子どもをターゲットとした広告が注目を集めています。
協賛広告とは
企業から協賛を受ける方法のひとつが「協賛広告」です。
協賛広告とは、企業から資金的な援助を受けた見返りとして、広告掲載によるPRを行うことを指します。
主にイベント会場などで行うことが多く、イベントや公益性のある活動を行う際に協力者を募り、金銭や物品で応援してもらうことをいいます。
協賛をされると、一般的には、公式サイトやパンフレットなどに企業名のロゴを掲載したり、イベント施設内に企業紹介の広告を掲載することになります。
協賛企業として何らかの援助をすることで、企業名の宣伝や社会貢献活動にも繋がります。
子ども向けにできる協賛広告の種類
・子ども向け学習サイト
子どもたちが気になっている科学の情報や、将来なりたい仕事についてなど、子どもたちの将来において必要となる情報を多数掲載しているサイトです。
子どもだけでなく、教育意識の高いパパ、ママ世代にアプローチすることが可能です。
・子供向け知育ゲームアプリ
様々な企業のキャラクターや商品を教材として使用できるオリジナルの知育ゲームアプリ。
ユーザーは全国の未就学児から小学生が多く、20~40代のパパ、ママ世代も一緒にプレイします。
楽しくゲームをしながらブランド接触してもらうことが可能で、ブランド認知向上することができる広告媒体となっています。
・園児向けワークブック型情報誌
幼稚園、保育園、子ども園、託児所などで配布している、ぬりえなどを中心に構成した遊んで学べる情報誌に広告を出稿することが可能です、
園児と保護者が一緒に読んだり、遊びながら協賛企業様の広告を子育て世代にピンポイントでアプローチすることが可能な広告媒体です。
・ファミリー向けお出かけ情報サイト
親子で出かける際に情報を収集するためのファミリー向けお出かけ情報サイトにおいて広告掲載が可能です。
親子で楽しむことができるイベントの情報や注目のスポットなどファミリー層が関心のある情報が多数掲載されています。
これから観光地を訪れるであろうとする家族や、目的がまだ定まっていないユーザーにも施設やサービスの魅力をアピールすることができます。
・子供向けアニメ動画サイト
アニメ動画サイトの主なユーザーは12歳以下の子どもとその保護者です。
動画を視聴する際に広告CMを放映することが可能で、協賛企業となり広告を掲載すれば、子どもから大人まで幅広い層へアプローチすることができます。
・子育て世代を対象としたイベント
未就学児のママ、パパをはじめとするファミリーが多数来場するイベントの協賛企業となることで、協賛企業様がより多くのファミリー層とより明確なコミュニケーションをとることができます。
イベントやタイアップ系企画として掲載できる「タイアップ広告」のほか、各種SNSと連動して運用できる「ブースト系広告」、サイト上にバナーを設置できる「バナー広告」などを出稿することができます。
・サッカー関連
子供の習い事でサッカーが根強い人気ですが、サッカー教室やサッカースタジアムでも数多くの協賛広告が可能です。
子ども向け協賛広告のおすすめ媒体
まとめ
少子高齢化を受けて、子どもをターゲットとした広告は減少傾向にあるかと思いきや、実際には、子どもにかける教育費は増加していて、子育て中のパパ、ママ、その家族を支援したり、子ども向けの教育を手がける商品やサービスは広がりをみせています。
今回この記事で紹介した協賛広告以外にも、さまざまな広告媒体が存在しています。
将来顧客になるであろう子どもに対し、商品やサービスをアピールすることで、ブランドへの理解やよいイメージを持ってもらうことは重要であるといえます。
この記事を参考に子ども向け協賛広告を考える際に参考にしてみてください。