公開日:
更新日:
【大阪梅田】2024年11月25日週 OOHレポート
大阪駅で掲載された、対戦型麻雀ゲーム「雀魂(じゃんたま)」と「アイドルマスター シャイニーカラーズ」コラボ告知の広告です。
広告のデザインは白を基調とした清潔感のある仕上がりで、各キャラクターが異なるポーズや表情で描かれており、駅の通路に設置された複数の柱面で展開されていました。広告の下部には「じゃんたま」への検索誘導も描かれており、ゲームへの誘導を図っていました。
阪急大阪梅田駅で掲載された、大阪梅田のショッピングセンター「HERBIS(ハービス)」20周年記念の広告です。上質な白い背景に、フリンジが特徴的なグレーのニットやジャケットを着用したモデルが印象的です。
右下には「created by VOGUE」のクレジットが記載されており、ファッション誌とコラボ展開したビジュアルであることを表現していました。全体的にモノトーンを基調とした落ち着いた色使いで統一されており、商業施設としてのHERBISの雰囲気を伝えるプロモーションのように感じました。
大阪駅で掲載された、「関西将棋会館建設プロジェクト」の広告です。縦型サイネージに、複数の棋士たちが真剣な表情で将棋を指す様子が映し出されています。
画面下部には「あなたの一手が未来をつむぐ」というメッセージと、日本将棋連盟高槻市の文字が記されており、将棋文化の継承と発展への支援を呼びかける内容となっています(クラウドファンディングが実施されているようでした)
大阪駅で掲載された、CHANEL(シャネル)のジュエリーコレクション「COCO CRUSH」の広告です。地下通路の壁面全体を使用した大規模な広告展開で、白を基調とした洗練されたビジュアルに、モデルたちの写真が印象的に配置されています。
広告デザインは、「COCO CRUSH CHANEL FINE JEWELRY」というロゴを中央に配置し、その周りにジュエリーを身につけたモデルたちの写真を連続的に展示することで、通路を歩く人々の視線を惹きつける構成となっています。ホリデーシーズンを意識した広告である事が伺えます。
ポスター面では、天井の照明が広告面を均一に照らすことで、白い壁面とモノクロームの写真が創り出す上質な空間を演出していました。サイネージによる複数面ジャックもあいまって、シャネルの世界観を表現しながら「COCO CRUSH」コレクションの魅力を、駅空間を目一杯に使って表現した広告となっていました。
阪急 大阪梅田カラムセット
阪急大阪梅田駅で掲載された、阪急うめだ本店の広告です。
円柱状の広告スペースを連続的に配置し、柔らかな光と蝶のモチーフを用いた幻想的な演出が特徴となっています。べージュ系の柔らかな色調と、曲面を活かした広告デザインにより、上品で女性らしい雰囲気を醸し出していました。
連続する円柱状の広告は、通路を歩く人々の視線の流れに沿うように配置され、自然な視線誘導になる設計であったように感じます。
大阪駅で掲載されたエコリングの広告です。
駅構内の通路に複数のデジタルサイネージを配置し、黄色を基調とした明るい印象の広告が展開されています。黄色の背景色は、エコリングのブランドカラーを効果的に用いながら、人々の目を引く視認性の高い演出となっています。
今週は、シャネルの「COCO CRUSH」広告展開が印象的でした。
東西通路の巨大な空間をジャックする形で展開。等間隔で設置された照明により、通路全体をギャラリーのような特別な空間に様変わりしていました。先日、同じ場所で展開されたiPhoneのジャック広告も印象的でしたが、上手く空間全体を巻き込んだ施策であるように感じました。
近年、プレミアムブランドのOOH施策では、商品そのものを前面に出すのではなく、ブランドの世界観を体験として提供する傾向が強まっているように感じます。本事例も、場所の特性を生かした広告展開であったように感じました。
この記事は役に立ちましたか?
記事ランキング
- 週間
- 月間
プロマーケターが推すこの一冊
- 新着
- 人気
閉じる
会員登録情報の入力