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AIライティングツールで1人でもオウンドメディア運営可能に?【ニュース解説】
アドクロ編集部がお届けするニュース解説。マーケティング関連で気になるニュースをピックアップし、担当者が詳しく解説します。
株式会社ipeは、オールインワンのAIライティングツール「DeepEditor」を新たにリリースしました。
このツールは、キーワード調査から記事作成、効果測定までをワンストップで対応可能にし、これまでコンテンツ制作にかかっていた工数を約1/10に削減できます。AI技術とSEOコンサルティングの経験を融合し、短時間で高品質なコンテンツを生成し、見出し構成や文章スタイルのカスタマイズも可能で、コンテンツマーケティングを効率的に進めるサポートを行うツールです。
Chatgptの登場以降、AIライティングツールの開発が各社で行われており、これまで記事作りにおいて工数のかかっていたキーワード選定や見出しの構成などをAIが代替できるようになってきています。
AIの力を使うこと自体は非常に良いことであると思いますが、反対にAIでは書けないような独自性のある情報を盛り込むことはこれまで以上に重要になるのではないでしょうか。
例えばキャンプ用品に関するサイトを運営している場合、キャンプをするのに必要な道具やおすすめのキャンプ場など網羅的な情報は既にAIでも書けるようになっています。
しかし、実際にその道具を使った感想やキャンプ場に行った際に感じたことはAIでは表現することができないため、WEB上に転がっていない独自性のある情報、とりわけ自身が体験したことをコンテンツの中に盛り込むことはユーザー的に見ても非常に価値があります。
Googleもこの独自性を評価する傾向にあるため、他のサイトでは決して見れないような独自性のある情報は今後必ず盛り込んでコンテンツ作りを行うことが有利とされています。
今後のコンテンツマーケティングはAIの力でより早く、質の高いものが出来上がりますが、それと同時にAIでは書けないことに人間は注力するべきでしょう。
コンテンツマーケティングで1番苦労するのはコンテンツの制作部分です。制作とひと口で言ってもキーワード選定もボリューム検索〜競合調査まで行う必要があり、意外と時間のかかる前準備から実際に記事を書く作業まで発生するため工数としては膨大です。
例えばオウンドメディア経由で問い合わせの獲得を行おうと考えた際に、ある程度のコンテンツ量と質が伴わないと検索で上位に表示はされず、成果が出始めるまでにかかる時間は比較的長くなります。
しかし、AIライティングツールでキーワード選定〜記事作成まで効率的に行うことができるため、量の部分と一定の質は担保されるため、後は質の部分をどれくらい上げることができるのかを考えるのみとなります。
そのため担当が仮に1人であったとしてもツールの導入を行うことで大量かつ質の高いコンテンツを生み出しオウンドメディアを成功させることが十分可能な時代になったと言えるでしょう。
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