キューサイ株式会社は12月9日から、「〆トレ」という新しい健康習慣を提案する広告を西鉄福岡(天神)駅で展開した。この取り組みは、忘年会後の定番「〆のラーメン」に代わり、駅の階段を活用した運動習慣の提案を行うもので、12月15日までの7日間にわたり実施された。
同社が実施した全国20~79歳の603名を対象とした「忘年会シーズンにおける健康課題と飲食実態」調査によると、67.7%が健康面での課題を感じており、特に30代で71.7%、40代で75.3%と働き世代で高い数値を示した。
健康課題として最も多かったのは「運動不足」で48.5%を占め、次いで「免疫の低下」が38.5%、「睡眠不足」が37.0%となった。しかし、意識的に対策を実施している人は25.2%にとどまっている。
調査ではまた、飲み会後の「〆の食事」習慣がある人は33.3%で、その理由として全国では「空腹感」が43.1%でトップとなった。福岡地域に限ると、全国比で「酔いを覚ますため」「二日酔いの予防」の割合が7.5%高く、体調管理の手段としても捉えられている傾向が明らかになった。さらに、「〆の食事」習慣を持つ人の63.2%が罪悪感を感じており、特に30代では74.1%と高い数値を示した。
同社は本社を構える福岡から新しい健康習慣を発信するため、通勤利用や繁華街からの利用が多い西鉄福岡駅を選定。駅構内の広告では、当社公式Xアカウントで10月に開催した「第2回ウェルエイジング川柳大賞」の受賞作品も展示し、健康的な新習慣の定着を目指している。
出典:プレスリリース