講談社は、人気作品『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』第8巻の重版を記念し、作品に登場する「セイレーン編」をモチーフにした電柱広告の掲出を東京都・池袋周辺で開始した。掲出場所は豊島区東池袋3丁目および4丁目で、計20本の電柱に広告を展開している。

『ちいかわ』は、イラストレーター・ナガノ氏が手がけるキャラクターシリーズで、コンテンツとして人気を集め、書籍やアニメなど幅広いメディアで展開されてきた作品である。今回の電柱広告は、こうした重版のタイミングに合わせて作品の世界観を街中で体験できる施策として企画された。

広告は池袋エリアの電柱を活用した展開となっている。東池袋3丁目に13本、東池袋4丁目に7本の計20本に掲出し、一部の電柱では表裏で異なるビジュアルを配置することで、合計25種類のデザインを展開する構成だ。なかにはレアビジュアルとして「セイレーン」のデザインも用意され、街を歩きながら探す楽しみを生み出す仕掛けとなっている。掲出期間は2026年11月中旬頃までを予定している。

今回の取り組みは、キャラクターIPと街の景観を組み合わせた回遊型のプロモーションと位置付けられる。電柱広告は生活導線の中に溶け込みやすい媒体であり、複数地点に点在させることで「探す体験」そのものをコンテンツ化できる点が特徴だ。池袋は「ちいかわパーク」など関連スポットも集まるエリアであり、ファンの来訪動機と街歩きを結びつける設計となっている。都市空間を舞台にしたキャラクター探しという構図を作ることで、作品の話題化とファン体験の両方を拡張するプロモーションといえる。

