広告手法が次々と登場する中で、「なかなか目新しい施策に踏み切れない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本企画「広告メディア名鑑」では、広告媒体を持つ媒体社の担当者に取材を実施。ユニークな手法や具体的な成果など、媒体資料だけでは読み解けない、知っておきたいポイントをまるごと紹介します。
1. 媒体特徴と、ズバリ！「最大のウリ」は何ですか？
「ハッピープレゼントクーポン」と「ファミリーキッズノート」は、いずれも幼稚園や保育園を経由して未就学児の保護者へ直接届けられる媒体です。宅急便などの一方通行な配布ではなく、スタッフが園に足を運んで手渡しで納品しているため、保護者への到達率が非常に高い点が最大の強みと言えます。
「ハッピープレゼントクーポン」は、複数企業の情報をまとめた集合型クーポン冊子です。サイズはポケットにも入る66×153ミリと持ち運びやすいサイズで、年3回（ゴールデンウィーク・夏休み・冬休み）発行し、関東・東海・関西の主要9エリアで計45万部を配布しています。
長期休暇前に家庭内で「次はどこへ行こうか」と話し合うタイミングに届くため、クーポン利用率が高いのが特長です。
【クーポン冊子の表紙（左）と掲載イメージ（右）】
「ファミリーキッズノート」は自由帳に企業チラシを同梱して配布します。配布エリアや時期はご指定いただけます。子どもが絵日記や落書きで自由帳を使い続ける間、保護者の目にも繰り返し触れるロングリーチメディアとして評価されています。
2. 実際に広告掲載した企業から、どんな“嬉しい悲鳴”が聞こえていますか？
「ハッピープレゼントクーポン」では、ある遊園地が掲載後に1,600名の来園増を記録しました。温浴施設でも「家族連れの来場が明らかに増え、ママ同士の口コミ効果も実感できた」と継続出稿につながっています。
また、「ファミリーキッズノート」を活用した水泳教室では、無料体験への申込が目標を上回り、入会率も高水準で推移しました。フォトスタジオでは七五三シーズンの集客が好調だっただけでなく、誕生日など別イベントでの再来店につながるリピーター獲得にも寄与したとの声が寄せられています。
3. 「こんな企業・サービスならハマる！」という活用のコツと、今後の展望を教えてください。
「ハッピープレゼントクーポン」は発行部数が多く、主要都市のファミリー層を一気に掴みたいレジャー施設やファミリーレストラン、通販事業者に最適です。長期休暇前という配布タイミングを踏まえれば、おでかけ需要や自宅時間を充実させる商材との相性抜群です。
【「ハッピープレゼントクーポン」の発行エリアと部数】
「ファミリーキッズノート」は、エリアと時期をカスタマイズできるため、店舗集客を狙う住宅展示場やモデルハウス、プログラミング教室・英会話教室などの教育サービス、大型ショッピングセンターやカーディーラーにもおすすめです。チラシを1社独占で配布することも多いため、比較検討期間が長い高額商材でも効果を発揮します。
今後は紙媒体の強みを維持しつつ、「ハッピープレゼントクーポン」のLINE版会員を拡大し、デジタル上でもクーポン取得から利用までを滑らかにつなげる構想を進めています。リアルとオンラインを往復するタッチポイントを整えることで、ファミリー層向けプロモーションの新しい選択肢を提供していきたいと考えています。
詳細な料金プランや具体的な料金については、以下のページから資料をご確認ください。
アドクロ編集部
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