株式会社早稲田アカデミーは、夏期講習会の告知広告として講談社の人気漫画6作品(『ブルーピリオド』『ブルーロック』『はたらく細胞』『メダリスト』『進撃の巨人』『ダイヤのA』)とのコラボレーションビジュアルを制作し、5月11日から17日にかけて首都圏の駅構内サイネージで展開した。

今回のコラボで起用したのは各作品の主人公ではなく、「教える人・導く人」に位置づけられるキャラクターだ。美術部顧問の佐伯昌子(『ブルーピリオド』)、育成コーチの絵心甚八(『ブルーロック』)、アシスタントコーチの明浦路司(『メダリスト』)、野球部監督の片岡鉄心(『ダイヤのA』)、兵士長のリヴァイ(『進撃の巨人』)、白血球(好中球)(『はたらく細胞』)の6名を「本気を教える、ひとがいる。」というコピーとともに掲出することで、早稲田アカデミーの「指導する側」としての姿勢を打ち出す設計となっている。


ビジュアルは5月8日より公式サイトおよびSNSで公開し、同日に特設サイトと新Webムービーも解禁。教室に響く紙の音やシャープペンシルのノック音を効果音として取り入れた映像で、臨場感を演出している。夏期講習会の受付も同日5月8日より開始した。


受験広告の定石は「頑張る生徒」を主役にすることだが、今回は各作品の「教える側・導く側」のキャラクターを起用した。主人公ではなく指導者に光を当てることで、「早稲田アカデミーには本気で向き合う教師がいる」というメッセージをキャラクターの存在そのもので体現する設計になっている。また、登場する6作品はいずれも「個人の限界への挑戦」や「仲間との戦い」を描いた作品で、「過酷な受験勉強」というネガティブなイメージを「熱い戦いに挑む自分」という物語に置き換える効果が期待できる。塾の広告でありながら、受け手の気持ちを鼓舞する漫画的な高揚感を纏わせた一手といえる。

