株式会社秋田書店は、「弱虫ペダル」の100巻到達を記念し、5月11日から17日までJR秋葉原駅構内に屋外広告を掲出した。5月8日に100巻が発売されたことを受け、主人公・小野田坂道の「はじまりの地」である秋葉原の駅構内を大型グラフィックとサイネージで展開する構成となっている。

「弱虫ペダル」は累計発行3,200万部を突破した大人気ロードレース漫画。主人公・坂道はアニメグッズ購入のために往復90kmの秋葉原通いを続ける中で驚異のペダリングを習得し、自転車ロードレースの世界へ踏み込んでいくキャラクターだ。今回の広告では、その秋葉原を物語の原点として位置づけた展開となっている。


改札内中二階コンコースには横型の大型グラフィックを掲出。100巻分の坂道の物語を1本の道に見立て、これまでの走行シーンをつないだビジュアルで構成されており、作品タイトルにキャラクターの顔をあしらったデザインが特徴だ。中央改札内の縦型サイネージには、総北高校の仲間やインターハイのライバルなど主要24キャラクターを、それぞれを体現した言葉とともに展開した。

主人公・坂道にとって秋葉原はアニメグッズを買いに通い続けた「はじまりの地」であり、その場所に100巻分の走行シーンをつないだグラフィックを掲出するのは、作品の文脈を知るファンほど刺さる設計といえる。100巻という節目を「数字」ではなく「道のり」として見せることで、記念広告でありながら作品のテーマである自転車レースの世界観を崩していない点も特徴的である。

