不動産投資プラットフォーム「楽待」を運営する楽待株式会社は2026年5月22日、大阪市内での屋外看板広告の掲載を開始した。2024年3月から東京の新宿・渋谷・恵比寿で展開してきた看板広告の、関西エリア初進出となる。

東京での展開では不動産会社や投資家からの反響が多く、認知度向上につながったという実績を背景に、大阪市北区に事業所を構える関西エリアへの拡大を決定した。AI普及による「ゼロクリック検索」の拡大でWeb上での情報提供が難しくなっているなか、屋外広告を通じたオフラインでのブランド認知を強化する狙いがある。広告デザインは楽待のロゴを大きく描いたシンプルなものとし、遠距離からの視認性を重視した。

楽待はWebやメルマガ、YouTubeを主戦場とするIT企業だが、デジタルでリーチできない層への認知拡大を目的に、OOHへの積極展開を続けている。東京(新宿・渋谷・恵比寿等)にとどまらず埼玉・岐阜・そして今回の大阪と展開エリアを広げながら、ロゴのみのシンプルなデザインによる「ブランド名の刷り込み」を基本戦略としつつ、「きぬた歯科」院長の顔写真デザインに寄せたパロディコラボで話題性とSNS拡散を狙うなど、認知獲得と話題化の両面を使い分けている。ゼロクリック検索の拡大でデジタルでのブランド認知が難しくなるなか、OOHを補完チャネルではなく主要な認知獲得手段として積極活用するIT企業の戦略として注目される。


