結婚相談所事業などを展開するIBJは2026年10月8日、全国16駅で展開している屋外広告企画「#あなたの街の恋シリーズ」の音声コンテンツを、公式Xで公開した。声優の石川界人さんと村川梨衣さんを起用し、各地の駅を舞台に描かれた恋の物語を音声化することで、駅広告からSNSへと展開を広げている。

「#あなたの街の恋シリーズ」は、2026年7月から全国16エリアで展開している屋外広告企画。恋や愛、出会いにまつわる名前を持つ駅を舞台に、その土地の風景や日常を取り入れた恋の物語を広告として掲出してきた。
掲出場所は、東京都の恋ヶ窪駅、神奈川県の愛甲石田駅、宮城県の愛子駅、静岡県の愛野駅、愛知県の逢妻駅、奈良県の結崎駅など全国16駅。駅名に含まれる「恋」や「愛」といった言葉をきっかけに、日常の風景の中で生まれる恋愛感情を描いた企画となっている。

今回の音声コンテンツ化は、これまで駅広告で文字として伝えてきた恋の物語を、より多くの人に届けることを目的としたもの。10月8日が「10=と」「8=わ」の語呂合わせから「永遠(とわ)の日」とされていることに合わせ、新たな展開を開始した。
朗読を担当するのは、アニメ『ハイキュー!!』の影山飛雄役などで知られる石川界人さんと、『Re:ゼロから始める異世界生活』のラム役などを務める村川梨衣さん。2人の声によって、文字だけでは伝えきれなかった登場人物の感情や街の空気感を表現している。
音声コンテンツは10月8日からIBJ公式Xで順次公開され、全19コンテンツを展開する予定。実際に広告が掲出された駅を訪れなくても、それぞれの街を舞台にした恋の物語を楽しめる構成となっている。
一般的に屋外広告は、多くの人に見てもらうことによる認知拡大が重視される。しかし、今回のIBJの施策は、駅名や地域の特徴を生かし、一つひとつの広告クリエイティブを作り込んでいる点が特徴だ。
「恋」「愛」「出会い」にまつわる全国16の駅を選び、それぞれの駅名にちなんだキャッチコピーと、その街を舞台にした恋の物語を展開。例えば恋ヶ窪駅では、「ここは恋ヶ窪。ドキドキする恋もいい、ホッとする結婚はもっといい。」というコピーを掲げ、恋愛から結婚へとつながるブランドメッセージを表現している。
さらに、駅広告のために制作した物語を人気声優による朗読コンテンツとして再活用している点も興味深い。広告の掲出期間や場所に限らず、SNSを通じて全国へ届けることで、一度制作したクリエイティブの活用範囲を広げている。

