クロスロケーションズ株式会社は、位置情報ビッグデータと生成AIを組み合わせた人流データ活用プラットフォーム「Location AI Platform®（LAP）」に新機能「LAP Adオーディエンス生成機能」を実装し、実世界の行動分析を広告配信に直結させる新しい広告プロダクト「人流広告（Flow Ad）」の提供を開始した。
「人流広告（Flow Ad）」は、9,300万ID規模のスマートフォン位置情報データをAIが解析し、来訪・滞在・行動パターンに基づく広告配信対象を自動生成する仕組みを採用している。従来のジオターゲティング広告が「その場にいた人」への配信を主としていたのに対し、Flow Adは「同様の行動・関心を持つ層」へとリーチを拡張する点が特徴である。これにより、推定居住地や購買導線、スポーツ観戦やブランド嗜好など生活導線に沿った精緻なターゲティングを実現する。
生成されたオーディエンスは、LINE、X、Facebook、Instagram、TikTok、TVerなど主要なSNSやDSPに連携可能で、プラットフォーム横断での配信を可能にする。さらに、広告配信後には位置情報をもとに来店を計測し、通行人バイアスを除いた正確なリフト率を算出する仕組みを備える。キャンペーン単位での利用が可能で、最低出稿金額は50万円からとなっている。
クロスロケーションズが提供する「Location AI Platform®」は、来訪・滞在・流動・性年代といった人流データを高精度に可視化するデータ基盤として、すでに1,500社以上の企業や自治体に導入されている。今回の新機能追加により、同プラットフォームはデータの分析から広告配信までを一気通貫で行える統合型マーケティング基盤へと進化した。
出典：プレスリリース
アドクロ編集部
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