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コンテンツマーケティングを支える営業部門からの助言 その効果とは?
株式会社PRIZMAはコンテンツマーケティングに携わっているBtoB企業のマーケティング担当者を対象に、「コンテンツマーケティングに関する調査」を実施した。
調査方法:PRIZMAが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
対象者:コンテンツマーケティングに携わっているBtoB企業のマーケティング担当者
有効回答数:507名
調査期間:2024年11月6日~11月7日
まず、「自社で実施しているコンテンツマーケティングを教えてください。」という質問には、48.1%の「プレスリリースの作成・配信」が最多となり、次いで2番目に多かったのが41.4%の「オウンドメディア運営(ブログ記事など)」だった。
プレスリリースの配信は、様々なメディアに取り上げられるケースが多いため、被リンクやサイテーションの獲得に繋がることから、SEO対策として積極的に実施している企業が多いようだ。また、オウンドメディアを充実させることもサイト自体の品質を高めるため、コンテンツマーケティングにおいて欠かせない施策だ。
次に「コンテンツ内容について、営業部門にアドバイスを求めたことはありますか?」との質問には、91.7%が「はい」と回答した。自社サイトに自社の商品・サービスの魅力を伝えるコンテンツを掲載することは、ユーザー体験を高めることに繋がる。このことから、自社の商品・サービスについて知り尽くしている営業部門にアドバイスを求める担当者が多いことにも納得だ。その他にも、営業部門が把握している顧客ニーズを知ることで、よりユーザービリティの高いサイト作りが実現できる。
最後に「営業部門からのアドバイスによる改善効果はありましたか?」との質問には、43.7%が「リード数が向上した」と回答した。次いで多かったのが、41.5%の「エンゲージメントが向上した」だった。
営業部門のアドバイスによる効果を感じている担当者が多数という結果となった。より効果的なコンテンツマーケティングを行うには、SEO担当者やサイト運営担当者だけでなく、営業部門など様々な部門が協力し合うことが重要なのかもしれない。
今では多くのBtoB企業も実施しているコンテンツマーケティング。BtoC企業以上にBtoB企業は、営業部門のみが把握している情報や知識もあると思われるため、サイトのユーザビリティを高めるには営業部門としっかり連携したコンテンツ作りが重要なのかもしれない。
自社サイトのユーザビリティの向上は、SEOにおいて間接的な効果が期待できるだけでなく、顧客満足度アップにも繋がる。BtoB企業のコンテンツマーケティングでなかなか成果が見られない場合は、営業部門など他の部署からアドバイスをもらうのも一つの手だ。
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