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【渋谷】2024年10月14日週 OOHレポート
渋谷駅前で展開された17LIVEの広告です。鮮やかなピンクを基調とし、カラフルな色味を背景に使用することで、通行人の目を引く強烈なビジュアルとなっています。
多数のライブ配信者の写真を掲載しており、プラットフォームの多様性を視覚的に表現しています。年齢はもちろん、バラエティー豊かなカテゴリーが印象的です。
「ONLINE EVENT ROUND1 WINNERS」という文言から、オンラインイベントの結果を発表し、勝者を称えた内容のようでした。また、「7th ANNIVERSARY」の記載から、プラットフォームの7周年を記念したキャンペーンの一環であることが伺えました。
渋谷駅で展開されたデンティスの広告です。
アンバサダーとして起用するSnow Manの渡辺翔太さんが大きく描かれたビジュアルが印象的な広告です。広告全体が緑色を基調としており、製品パッケージやブランドイメージと一致しており、ブランドの一貫性と認識性を高めていました。
「目覚めてすぐキスできる」というキャッチコピーは、製品の効果(口臭予防)を間接的に伝えたメッセージとなっており、若年層や美容に関心の高い層をターゲットにしていることが推測されます。
渋谷駅前で展開されたロート製薬の広告です。SixTONESとコラボした広告は渋谷駅地下通路出口A1・A0付近にて展開されています。SixTONESの大きな写真を壁に沿って並べており、鮮やかな色の服を着たメンバーが、白中心の背景と対比して目を引きます。
掲載日当日は、SixTONESファンを中心に写真を撮影している方々がたくさんおり、盛り上がりを見せていました。
「じぶんにあった目薬、はじめよっ!」というメインコピーが大きく表示されており、比較的若年層を意識し、最初に使う目薬として同社製品を訴求する狙いがあるように見えました。目薬を単なる薬品ではなく、ファッショナブルで個性的なライフスタイル商品としての立ち位置獲得も狙いとしてあるのではないでしょうか。
渋谷駅構内で展開されたCASETiFYのスマートフォンケースの広告です。
広告では、日常のワンシーンを切り抜き「恋に落ちた。スマホも落ちた。」「沼に落ちた。スマホも落ちた。」などのコピーで、日常的な状況と製品の必要性を結びつけています。
若いモデルを起用し、カラフルでスタイリッシュなデザインを強調することで、若年層をメインターゲットにしていることが伺えます。
ポスターは複数枚展開されており、「プロテクト機能でスマホを守る」というコピーで製品の実用性を訴求したポスターも掲載されていました。スマートフォンケースを単なる保護アイテムではなく、ファッションアイテムとしてもアピールしている印象があります。
渋谷駅構内で展開中、テレビ朝日の新しいドラマ「ザ・トラベルナース」の広告です。
「医者は患者を選べても、患者は医者を選べない。」「そんな常識、クソ喰らえです。」というキャッチから医療をテーマにしたドラマであることが分かります。10月17日から放送開始という事で、直前期の版線の広告のようでした。
渋谷駅別の場所では、ABEMAのドラマ「透明なわたしたち」の広告が展開されていました。ドラマの広告は出演者を大きく描いたデザインが印象的です。10月に入り、新しいドラマ・アニメが次々とスタートしている中、秋クールの広告はひと段落しそうな印象がありました。
渋谷駅前で展開された、「Da-iCE×タイムシークレット」スペシャルコラボ広告です。
TIME SECRET(タイムシークレット)は msh株式会社が展開するコスメブランド。2024年に誕生10周年を迎え、同じく今年メジャーデビュー10周年を迎えた「Da-iCE」のスペシャルコラボキャンペーンとして展開されました。
大型ポスターとサイネージで渋谷駅地下をジャックするなど、盛り上がりを見せていました。
また、今週は他企業の化粧品広告も展開されており、化粧品関連の広告が目立ちました。季節の変わり目、乾燥が気になり始めるシーズンという事もあり、そこに合わせた商品広告も今後増えてくるかもしれませんね。
今週は、「ロート製薬とSixTONESのコラボレーション広告」と「CASETiFYのスマートフォンケース広告」が特に印象的でした。
ロート製薬の広告は、人気アイドルグループ「SixTONES」とのコラボレーションにより、目薬という日用品を若年層にとってより魅力的で親しみやすいものとして訴求。「じぶんにあった目薬、はじめよっ!」というキャッチコピーは、個人化された製品選択の重要性を強調しており、Z世代やミレニアル世代の価値観を意識している印象を受けました。
また、CASETiFYの広告キャンペーンは、「恋に落ちた。スマホも落ちた。」などのキャッチコピーを用いて日常のワンシーンを想起させた上で製品の必要性を訴えかけており、“あるある”からの共感を意識しているように感じました。
両方とも切り口は異なりますが、若年層をターゲットにした効果的なコミュニケーションを展開していました。製品の機能性だけでなく、ライフスタイルや個性の表現手段としての側面を強調することで、単なる商品宣伝を超えた価値提案を行っています。
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