Topics①:「M-1グランプリ2024」の広告
新宿駅で展開された「M-1グランプリ2024」の広告です。
劇場の座席に座った歴代M-1王者19組が笑顔で写っている大型ビジュアルとなっていました。背景は黒を基調とし、「お前たちが一番おもしろい。」という力強いキャッチコピーが印象的なビジュアルです。右側にはオレンジ色のパネルで20周年の告知と放送情報が記載されていました。
今年もこの時期がやってきた…と思った方も多かったのではないでしょうか。番組の広告ながら、季節も感じる一枚でした。
Topics②:エコリングの広告
新宿駅で展開されたエコリングの広告です。
ひろゆき氏のトレードマークである「いつもの配信画角」を採用し、WEB会議ツールを使用してオンラインで撮影した動画を利用している点が特徴的な動画となっていました。
ひろゆきさんらしいメッセージが特徴的な内容となっていました。詳細は下記の記事からご確認いただけます。
Topics③:SHIMBI METHODの広告
新宿駅で展開されたSHIMBI METHODの広告です。
企業ロゴである「SHIMBI METHOD」は控えめながら、広告全体は白を基調とした清潔感のあるデザインで統一され、全体として洗練された印象を与える仕上がりに。特に製品の特徴である「アゼライン酸」という成分に焦点を当て、その適正濃度にこだわりを持っていることを訴求ポイントとしているようでした。
Topics④:リカちゃんの広告
新宿駅で展開された「リカちゃん」人形の広告です。ピンク色の電話ボックス風ビジュアルが複数設置されており、独特の世界観を演出しています。
着せ替え人形「リカちゃん」のアンバサダーに就任した今田美桜さんとリカちゃんがおしゃべりをする動画が特徴的で、通常音出しがないサイネージですが、スピーカーが設置され、音を出した演出が実施されていました。
広告は、今田美桜さんをモデルにした、リカちゃんが憧れる芸能人のお友達ドール「あこがれ芸能人 みおちゃん」が12月下旬から発売されることに合わせて実施されたようでした。
サイネージは実際の電話ボックスをモチーフにしたラッピングが施されており、デジタルサイネージを組み込んだ新しい形式となっています。通路に並ぶピンクの電話ボックスが作り出す景観は、駅構内に独特の空間を生み出しており、通行人の目を引く効果的な演出となっています。QRコードも設置されており、デジタルとアナログを融合させた現代的なプロモーション手法が採用されています。
Topics⑤:漫画作品関連の広告
今週、新宿駅で展開された、2つの漫画作品関連の広告を紹介します。
1つ目が、漫画「恋せよまやかし天使ども」の広告です。
広告は白を基調とした優しい色調で、「Merry Christmas」とクリスマスを意識。2人の主要キャラクターが1面ずつで描かれたビジュアルが印象的でした。同作の広告は渋谷駅でも展開していました。
2つ目は、「The JOJOLands(ザ・ジョジョランズ)」と「JOJO magazine(ジョジョマガジン)」の広告です。
「The JOJOLands Vol.5」と「JOJOマガジン 2024 WINTER」の発売を宣伝した内容で、ポスターではシリーズの独特なアート性と世界観を表現。躍動感とエネルギーを感じる広告展開となっていました。
Topics⑥:応援広告
今週、新宿駅で掲載された応援広告をご紹介します。
※アドクロ編集部が確認した応援広告です。掲載された全ての応援広告ではない可能性がございますので、予めご了承ください。
超ときめき♡宣伝部 菅田愛貴さん
少年Tさん
左:塩田一期さん
右:佐川大樹さん
左:塩田一期さん
TREMBLING BAMBI Koichi Niiyamaさん
ME:I 山本すずさん
DXTEEN 平本健さん
左:DXTEEN 平本健さん
右:MATSURI 柳田優樹さん
編集部から一言
今週特に印象的だったのが、東西自由通路付近で展開された「M-1グランプリ2024」の広告展開です。
劇場の座席に歴代王者が集結するというビジュアルは、M-1の歴史を象徴的に表現しているようでした。また、「お前たちが一番おもしろい。」というキャッチコピーには、歴代王者たちへの敬意と、新たな王者への期待が込められています。
笑顔で写る出場者たちの表情は、お笑いの祭典としての華やかさを演出しながら、競技としての真剣さも感じさせる絶妙なバランスを保っています。
この事例は、年末の風物詩として定着したM-1グランプリの広告が、記念イヤーならではの特別感を演出しながら、番組の本質である「笑い」と「競争」という要素を表現している、そんなビジュアルであったように感じます。