公開日:
更新日:
デジタル時代にこそ輝く“芸術”の価値 | 松村夏海
余白がなくなり、効率化を風潮として求める現代に”心地よさ”や”美しさ”といった計算では表現できない芸術の重要性を説く著書になっています。
我々もマーケティング業界で事業をおこなっておりますが、段々とデジタルシフトが起きる中で、顧客も”目の前”の指標としておきやすい数値KPI重視の管理や、効率化によった手法が増えていると感じております。
例えば、ABテストといった効率化を目指した障害として、広告反応が良い”ワード”、”クリエイティブ”、”手法”などが単一化していくことにより、本当にブランドとして伝えたいこと(物の良さや、世界観など)が伝わらず、他社商品と違いがほとんどなくなってしまうという世の中になりつつあると感じます。
メディアとしても、ラジオが再度盛り上がっているなど消費者も余白を必然と求める時代に応じて、マーケティングに携わる人も手法にとらわれず、モノの本質的な伝えたいことや、良さをしっかりとクリエイティブで表現することの重要になり、そのに気付かされる一冊となっていると思います。
◎もはや論理的思考・MBAでは戦えない……
◎「直感」と「感性」の時代
◎組織開発・リーダー育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループのパートナーによる、複雑化・不安定化したビジネス社会で勝つための画期的論考。
この記事は役に立ちましたか?
記事ランキング
- 週間
- 月間
プロマーケターが推すこの一冊
- 新着
- 人気
閉じる
会員登録情報の入力