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無意識を操る7つの法則 | 三輪武志

影響力の武器[新版]:人を動かす七つの原理 著者 / ロバート・B・チャルディーニ
本書は私たちが普段何気なく行動している選択が、実は心理的なメカニズムによって誘導されているという視点を提供してくれます。
例えば、「返報性」や「社会的証明」の原理では、私たちが合理的に判断しているのではなく、心理的な圧力に影響を受けている。また、「団結」の原理は、現代のマーケティングやSNS戦略において重要な要素でもあり、人々は共通の価値観を持つグループに強く影響されるという点にも触れられており、集客マーケティングの実務においても非常に学びの多い一冊です。
膨大な情報があふれる中で様々な意思決定を求められる時代において、本書内で示されている日常生活やビジネスのあらゆる場面で無意識に働く「説得の7つの原理」を理解し、客観的な思考を身につけておくことで、情動的・直感的な判断のみに頼らない思考の選択が生まれることが成功の一つのキー要素となるのではないでしょうか。
人を動かす6つの原理「返報性」「コミットメントと一貫性」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」。そして今、7つ目の承諾誘導戦略が明かされる。
あなたも、こんな経験ありませんか?
「試食だけのつもりが、思わず商品を購入してしまった」
「ひっかかるはずのない怪しい〈儲け話〉に乗せられてしまった」
「限定品と聞くと、つい欲しくなってしまう」・・・・・・
相手の術中にはまり「イエス!」と応えてしまうのはなぜか。社会心理学理論から導き出した、人のココロの動きに影響を与える原理を、6つにカテゴライズした不朽の名著がバージョンアップ。
本書ではさらなる承諾誘導戦略を1つ加え、新たな研究知見や活用方法に差し替えた。グローバル社会を生き抜くためのインターネットの活用や対処法、そして世紀を超えて続く民族紛争でも影響力を発揮した原理とその顛末など、前版同様の知的好奇心をくすぐる事例を多数紹介。
影響力を駆使して人を、社会を、そして世界を動かすための理論的基盤を身につけることができる。
原書名:Influence: The psychology of persuasion New And Expanded
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