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KADOKAWA、『ケロロ軍曹』のタテスク配信を記念し渋谷駅で広告展開
KADOKAWAは、人気コミックス『ケロロ軍曹』のタテスクコミック版配信を記念し、渋谷駅内にある道玄坂ハッピーボード内で広告を展開した。
【展開された広告の様子 アドクロ編集部撮影】
本広告は、ケロロ軍曹の誕生日に合わせて12月9日から15日までの1週間掲出される。デザインには、フルカラーで制作された縦スクロール版『ケロロ軍曹【タテスク】』の縮小版を全面に配置し、実際の閲覧体験も可能となっている。
【展開された広告の様子 アドクロ編集部撮影】
掲載初日と13日にはピールオフも実施され、ブラインド仕様の"つながる"アクリルキーホルダーを自由に剥がして持ち帰ることができた。なお、アクリルキーホルダーの配布は初日と13日で終了したが、広告展示は15日まで継続される。
『ケロロ軍曹』は2023年に連載25周年を迎えた人気作品で、2024年8月には最新34巻が発売された。また2024年4月には、アニメ放送20周年を記念して新アニメプロジェクトの始動が発表され、大きな反響を呼んだ。
企画を担当した、KADOKAWA タテスクコミック編集部運営課 課長の依田若奈氏によれば、本企画の検討は2023年末頃から開始された。内容や予算、効果などを宣伝部と協議し、2024年春に交通広告での展開を決定。その後、夏までに掲出場所とピールオフの具体的な内容を確定したという。
【実際に掲載されたクリエイティブ】
タテスクコミックは、原作のモノクロマンガに着彩し、縦スクロールに最適化した新たな形式のコンテンツだ。依田氏は「マンガ『ケロロ軍曹』の連載25周年という節目に、KADOKAWAの代表作である本作を新たな形式で読者に楽しんでもらいたい」と企画の意図を語る。
アクリルキーホルダーのピールオフ企画については、「つなげるとタテスクコミックそのものになる仕様で、ケロロの登場シーンを用いたことで印象的な仕上がりになった」と手応えを示した。また、大型ポスターに配置されたマンガを熱心に読むファンの姿も見られ、「タテスクコミック自体の認知度向上にも寄与できたのではないか」と、施策の効果を評価している。
「多くの喜びの声をいただき、とても良い施策になったと感じている」と依田氏は今回の企画を総括した。
タテスクコミックは、2021年8月にKADOKAWAが開始した縦スクロール型のコミック配信サービス。スマートフォンやタブレットでの読みやすさから若年層を中心に支持を集めており、フルカラー化された名作タイトルの配信も特徴となっている。
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