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デンソー、ソフトウェアエンジニア採用強化へ 技術課題を前向きに捉えた広告展開
デンソーは、ソフトウェアエンジニアの採用強化を目的とした新たな採用広告キャンペーンを12月16日より展開する。「できてないだらけって、ワクワク」をコンセプトに、交通広告やデジタル広告を首都圏の主要駅で掲出する。
本キャンペーンでは、「初心者なのに、プロ級運転」「渋滞のない年末年始」「落とし物と秒で再会」など、現在は実現できていない技術課題を前向きな視点で捉え直し、ソフトウェアの力で実現していく姿勢を表現している。
QRコードなど世界初の製品開発実績を持つデンソーは、「できてないことをできるに変える」という開発姿勢で技術革新を進めてきた。同社は今回のキャンペーンを通じて、この開発理念をソフトウェアエンジニア採用にも反映させる。
また、同時期に「デンソーは、つい考えてしまう」をテーマにした30秒動画2本も公開し、「こどもとクルマ編」「推しのキーホルダー編」として、より具体的な技術課題への取り組みを紹介する。
株式会社デンソー広報渉外部の担当者によれば、今回の採用活動を目的とした広告企画は9月頃から検討をスタートさせた。広告の狙いとして、「できてない」を「できる」に変えていきたいという同社の想いと挑戦のメッセージを込めた点を挙げた。
クリエイティブは全8種類で展開。その中の6種類は、「初心者なのに、プロ級運転。」などの日常生活における「こんなことができたらいいのに」という想いを短くキャッチーなフレーズで表現。自動車業界に関心が薄い層にも共感を得て、「こんな世界を一緒につくりたい」と感じてもらうことを意図したという。また同社のコーポレートカラーである赤を基調とした明るくポップなデザインにより、「できてないことに挑戦する楽しさ」や「ワクワク感」を演出する工夫を施した。
残りの2種類は、デンソーの実際の社員を起用したクリエイティブとなっている。「だから、デンソーがいる。」という力強いメッセージに説得力を持たせるため、社員自身を登場させることで信頼感と親近感を醸成する狙いがあると担当者は説明した。
広告は横浜、みなとみらい、本厚木、飯田橋など首都圏の主要駅で2024年12月16日から2025年2月23日まで順次展開される予定だ。
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