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二冠達成のクラフトジン「ohoroスタンダード」、地元北海道で攻めの3Dマーケティング
ニセコ蒸溜所は、12月16日から29日までの期間、札幌・すすきの交差点の複合商業施設「COCONO SUSUKINO」に設置された北海道最大のデジタルサイネージで、「ohoroスタンダード」の3D広告を放映している。
同施設の屋外広告初となる3D映像では、ボトルが画面から飛び出す立体的な演出と共に、氷の入ったグラスにジンとソーダ水が注がれる爽やかなサウンドを組み合わせた15秒の動画を展開。人通りの多いすすきの交差点の中心に位置する特性を活かし、ブランドの世界観を印象的に表現している。
また、同交差点に面する「ニュー北星ビル」にも既存の「ohoro スタンダード」看板を設置しており、年末の繁華街を行き交う人々に向けて、複数の広告展開による相乗効果で強いインパクトを与えている。
広報担当者によれば、今回のohoro GINの3D広告展開は、2024年2月のWorld Gin Awardsでの世界最高賞、続く9月のInternational Spirits Challengeでの部門最高賞"トロフィー"受賞という二冠達成を契機に企画がスタート。世界的な評価を受けたジンとしての認知度向上を目指し、検討を進めてきたという。
広告展開の背景について、広報担当者は以下のように説明する。「"ohoro"はアイヌ語で"続く"という意味を持ち、ニセコの地で生まれたジンが未来永劫続くようにとの願いを込めて名付けました。今回の世界的品評会での二冠達成を機に、まずは地元北海道の方々にohoroを親しんでいただきたいと考えました」
広告手法として3Dを採用した理由については、「多くの人が行き交う年末のすすきので、強く印象に残るような広告展開を目指しました。PR活動としては初の試みとなる3D広告ですが、世界一位を2回獲得という快挙と、ジンソーダを思わず飲みたくなるような魅力的な映像で、需要の更なる拡大につながることを期待しています」と語った。
「ohoro スタンダード」は、2021年の製造開始以来、ニセコ町産のヤチヤナギとニホンハッカを含む13種類のボタニカルを使用し、クリアでスムースな味わいが特長。
2024年2月の「World Gin Awards 2024」クラシックジン部門で世界最高賞を、9月には「International Spirits Challenge 2024」でジンカテゴリー最高賞「トロフィー」を受賞するなど、国際的な評価を得ている。
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